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100万円分の宝くじ、勝率は?

電車の中刷りや駅構内に「サマージャンボ発売中!」の文字が踊る季節が
そろそろやってきます。

宝くじはカジノや競馬と同じくギャンブルに属しますが、
全てのギャンブルにはその勝率を表す、控除率というデータがあります。
控除率とは胴元側の取り分のことで、このパーセンテージが高いほど
参加側の勝ち目は少なくなる仕組みになっています。

ここで気になるのは各ギャンブルの控除率ですが、
宝くじの控除率は何と約53%と言うデータがあります。
これは1万円の掛け金につき、平均で5300円の負けになるというわけで、
この極めて勝ち目の薄いゲームで当選する確率は
人が1年間に交通事故で死亡する確率の更に200分の1という、
ほとんど気の遠くなるような数字です。

それでは控除率の極めて低い、
負ける可能性が限りなく低いゲームは何かと言いますと、
それはクラップスというカジノ・ゲームで
ルールにもよりますが、ほとんどの場合で5%前後の控除率です。
映画「幸福の条件」にこのゲームをするシーンが登場しますが、
参加者が順番に2つのサイコロを振り、出目によって勝敗が決まるというもので
アメリカでは特に人気のあるゲームだそうです。

しかし控除率が低いと言っても、0%でない限りは常に負ける可能性がつきまとい、
サイコロの出目は参加者次第のため、結果はいつも偶然に支配されます。
ところがその偶然に見える結果も、回数を重ねるうちに
おのずと理論上正確な数字に収束していくもので、
その現象は「大数の法則」と呼ばれています。

5回サイコロを振って、5回連続で勝つ可能性は考えられますが、
回数を増やすと共に、大数の法則が顕著に表れ、
その結果100回振って100回勝つのはまず不可能になるというわけで、
プレイ回数を増やすことは必ず負ける方法と言えるのです。

私が学生時代に3年ほどアルバイトをしていた菓子店では、
ジャンボ宝くじの季節になるとオーナー夫妻が100万円分のくじを購入してきて
従業員・アルバイト総出で番号の称号をするイベントがありました。
夏・冬2回で年間200万円、当選金額は2回分合わせて100万円弱、
あまりにも大数の法則に当てはまりすぎですが、
これがギャンブルの現実と言えそうです。

2007年6月29日(金) hiQ編集部 M


投資と脱税事件

hiQ読者の方にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
今年の4月13日の新聞に驚きのニュースが掲載されました。

都内に住むごく普通の主婦が、
約1億3900万円の脱税の疑いで東京地検に告発されたのです。

一体なぜこれほどの巨額の脱税に至ったかといいますと、
最近流行の外国為替証拠金取引=「FX投資」に、
亡くなった母親の相続財産を次ぎ込み
2005年までの3年間で約4億700万円の所得を得たというのです。

FX投資に伴う個人投資家の脱税事件はそれだけにとどまらず、
同じく都内に住む別の元会社員の男性のケースでは
2005年までの2年間で7億5000万円の所得を隠し、
約2億7000万円を脱税した疑いで告発されています。

一体、どの様な方法で短期間でこの様な荒稼ぎをしたのか、
FX投資はハイリスク・ハイリターンの取引と言われておりますが、
相当の原資をつぎ込んだということなのでしょうか。

株式投資と違って、FX投資は20万円以上の収益で
「確定申告」が必要となってきますが(年収により例外あり)、
ある調査ではFX投資家のうち、
70%の人が利益を申告していないというのです。

インターネット取引システムの普及によって、
株式投資同様に増加を見せる「FX投資」。
2005年度の国内売買高は前年度比2.8倍の
142兆円余まで拡大しています。
しかし、課税に対する投資家の理解が薄いせいか、
こうした脱税事件が相次いでしまっているようなのです。

今後、FX投資を扱う証券会社ではセミナーなどを通して
積極的に課税についての知識を投資家に広めていくそうで、
大変なことになる前にしっかりとした研究が必要です。

それにしても物凄い所得金額です。

本日のおまけサイトです。
「海外赴任中の方々が集まるサイト」をご紹介致します。
こちらのサイト「転勤妻」はご主人の海外赴任と一緒に
海外で生活している主婦の方々の情報交換の場になっています。
世界各国別の海外生活質問掲示板もあり、
日々の生活に関する貴重な情報が得られるサイトです。

2007年6月27日(水) hiQ編集部 K


インターネット株取引の意識と実態調査

以前ご紹介したジョインベスト証券の調査報告書の
第2弾が先日でました。
https://www.joinvest.jp/about/news/2007/0621/index.html

なかなか興味深い内容になっています。

例えば、
(引用開始)
------------------------------------------------------
5.現在の保有株式の合計時価総額
「100 万円未満」(36.7%)、「100〜200 万円未満」(18.6%)で
全体の55.3%を占める。
「300〜500 万円未満」、「500〜1000万円未満」は
ともに昨年より減少し、
平均は「458.9 万円」と昨年調査よりも20%以上落ち込んでいる。
------------------------------------------------------
(引用終わり)
と、今年の成績がかなり落ち込んでいることや
血液型別の割り合い、さては星座別の割り合いなどもあります。

この調査の回答者は9割方が日本株をやられているようなので、
このサイトの読者のみなさんとは傾向が異なるかも知れませんが、
普段あまり知ることのない
他の投資家の実態を垣間見ることができると思います。

2007年6月25日(月) hiQ編集部 T


加齢臭のしない人

テレビ東京という放送局は、他局が○○さんの披露宴中継だとか
テロ事件速報なんていうのを一斉にやっている中、
ぼつんと一人「午後のロードショー」なんてやってる辺りが大変好きなのですが、
同局に「カンブリア宮殿」という番組があります。

独自のアイディアで伸びている企業を取り上げる点では
「ガイアの夜明け」と似ていますが、こちらはより経営者にスポットをあてた構成で
今週は日本香堂の社長さんの登場でした。

日本香堂といえばお線香の「青雲」ですが、
現社長が父親から日本香堂を引き継いだ時、
会社は毎月赤字のかさむ状態で、倉庫には返品の山を抱えていました。
社長がこれに対して考えた打開策、それがあの誰もが知るCMで、
まず、お線香の「暗い・不幸」といったイメージを変えるために
家族の姿と覚えやすい歌を流し、
それと同時に、それまで仏具店で細々と売るしかなかったお線香を
当時最新型店舗として登場した大型スーパーに置いてもらうことで、
お線香の販路を広げました。

また従来の仏具店に頼る販路から一変して、
スーパーとなれば、お客さんが好みで選ぶのだから、
何よりも知名度が重要ということで、
あのCMは、お線香のイメージアップと青雲の知名度アップ、
この二つに大きな結果をもたらすものだったそうです。

こうして今や国内トップシェアを誇る日本香堂は、
ベトナムの工業団地にも進出し、日本や欧米向けに生産を開始しています。

この番組では観客からの質問に答えるコーナーがあるのですが、
“加齢臭が気になるのですが(お線香で)消せますか?”
という質問の答えが最高でした。

「臭いは物を燃やせば消えますから、確かにお線香で消すことはできます。
でもそれよりも、新しいことにドンドン挑戦したり、新しい考えを取り入れたり
そういうことを毎日心がけていれば、
きっと誰も加齢臭がするなんて、言わないんじゃないでしょうか。」

今年から始まった社長の新しい計画は、
東南アジアのお線香市場に挑戦することだそうです。

2007年6月22日(金) hiQ編集部 M


レジもネットも待ち切れない

学生時代、レジ業務のアルバイトをした経験があるのですが、
店長や上司から何度も言われたことに、
「3分以上お客様をお待たせするんじゃないよ」
ということがありました。
何故かといいますと、
一般的にレジに並んで待たされるお客さんの我慢の限界は
3分間というのがあるらしく、
それ以上待たされると、帰ってしまうこともあるようなのです。

しかし、遊園地のアトラクションや、
人気の飲食店には30分待ちだろうがみなさん平気で並んでいます。
これはどうやら
待たされるのは嫌いだが、自主的に待つのは平気
ということらしいのです。

ことインターネットに関しましては、
リンク先をクリックして次のページが表示されるまでに
「5秒以内」に表示されないと
遅いと感じるユーザーが半数以上にのぼるそうです。

Yahoo!のアンケート調査によりますと、
ページ表示に何秒で「遅い」と感じるか?との設問で、

1秒……5%
3秒……26%
5秒……38%
7秒……11%
10秒……15%
15秒……4%
それ以上……4%

という結果になったようです。
3万人以上の回答数ですから、1秒で表示されなければ遅い
と思う人が1500人近くもいるということになります。
それはあまりにもせっかち過ぎるような気がしなくもありませんが、
最近のウェブサイトの多くは動画や、大きな画像を用いるので、
表示までに余計な時間がかかってしまうことがあるのも
現状としてございます。

当サイト「hiQ」はと申しますと、
読者の皆様に快適にコラムを読んで頂けるよう、
必要以上の大きな画像等を掲載しないとの方針で運営しています。

hiQの構成は技術的にも簡単な作りとなってはおりますが、
何よりもコンテンツを快適に楽しめることが最優先ということで、
このサイト構成を守っているということでございます。

私は日々、hiQの編集作業をしながら、
他のウェブサイトも、ビジュアル面等の強化よりも
もう少し「見易さ・手軽さ」を優先にする時代が
いつかは来るのではないかなと思っております。

※本日のおまけサイトです。
「10万以上のレシピが集まるサイト」をご紹介致します。
こちらのサイトにはユーザー本人が自身の秘伝のレシピを自由に公開できます。
ご家庭の毎日の献立探しや、1人暮らしの方の栄養バランスを考えた料理など、
いろいろな用途があると思います。

2007年6月20日(水) hiQ編集部 K


梅雨入り

関東でも平年より6日ほど遅れて梅雨入りとなりました。
待ち遠しい梅雨明けは平年は7月20日ごろですので、
あと一月以上も梅雨に付き合っていかなければなりません。
(今年はラニーニャ現象が発生していますので、
例年より早く梅雨が明ける可能性があるそうです)
ラニーニャ現象とは?(気象庁)

今回は「梅雨」をキーワードに面白そうなページを挙げてみました。

梅雨対策 (All About Japan)

梅雨時の湿気対策 (東京ガス)

梅雨対策グッズ、ベスト7」(pingmag)

あじさいの祭り&名所2007 (レッツエンジョイ東京)

2007年6月18日(月) hiQ編集部 T


東照宮ふしぎ発見!

関東圏で学生時代を過ごされた方は、学校の旅行などで
一度は日光東照宮を訪れたことがおありかもしれません。
徳川家の霊廟として有名なこの場所は、様々な不思議に満ちています。

例えばまず名称の「東照宮」ですが、本来「宮」を名乗れるのは
天皇家の祖先神や一族を祀った場合に限られており、
それ以外で「宮」を名乗っている日光東照宮と、北野天満宮、
この2つは例外中の例外と言えます。
北野天満宮は、ケタ外れの出世を妬まれ陥れられた菅原道真、
彼の祟りを鎮めるために、最高の待遇で祀るべく
特別に 「宮」号を与えられています。

では東照宮はというと、徳川家のブレーンであった天海という僧侶、
彼が家康の死後、将軍・家康が果たせなかった、
日本で最高の地位(天皇)に登りつめたいという野望を叶えるため、
様々な仕掛けを施した成果であると言われています。
家康は生前、孫である和子(まさこ)を天皇家に嫁がせ、
ゆくゆくは孫に皇子を産ませることで、この望みを果たそうとしますが
結局和子が皇子を産むことはなかったのです。

更に東照宮には「見ざる言わざる聞かざる」や「眠り猫」をはじめとして
600を越える動物の彫刻があるのですが、
あの時代、もっとも身近であったはずの馬だけは、
鳥居のそばの五重塔にただ一つしかなく、
しかもこの塔は家臣が建てたものなので、
結局徳川家の手がけた建物には、一切馬は含まれていません。
それは東照宮の建築を受け持った三代将軍・家光の、
将軍の地位をめぐって争っていた
弟・忠長の干支が午であったからだと言われています。

そして徳川家のシンボル、葵の紋で埋め尽くされた東照宮の中に、
ただ一ヶ所、巴の紋が刻まれた場所があります。
それは御不浄、トイレなのですが、何故だかお分かりでしょうか?

実は巴紋、それはにっくき豊臣家の家紋であり、
つまりバッチイ場所だけアイツにしとけ!というわけなのです。

こんな雑学をちょこっと話してくれる引率の先生がいたら、
修学旅行も更に楽しくなりそうな気がします。

2007年6月15日(金) hiQ編集部 M


欲と株の収益

インターネット株取引の普及に伴い、
主婦の方などが自宅で気軽に株取引ができるようになったことで、
個人投資家の数が上昇しているようで、
2005年度の個人の株主数(延べ人数)は、
前年度比268万人増の3807万人と、
10年連続で過去最高を更新しております。

それにつれて、20代から30代の個人投資家は
インターネットでの株取引が8割を越え、
証券会社の窓口や営業担当者を通して
株を購入する割合は20%にも満たないようです。

最近、インターネットを見ていますと、
どの証券会社もオンライン取引を積極的に取り入れているようで、
若い方の新規口座開設の動機は
今後もネット取引システムの充実にあるのではないでしょうか。

話は変わりますが、
証券会社のサイトを見ておりますと、
「誰でもすぐ始められる」
というように株取引初心者向けのコーナも設置されておりますが、
やはり「はじめてすぐお金が儲けられる」わけでは当然なく、
経験が浅いほど損をする割合が大きいようなのです。

それは当然の事と言えばそうなのですが、
詳しく調べると若い個人投資家には、
「利益目標が非現実的に高い」という傾向があるようで、
この傾向について実際に調査したデータがありました。

捕らぬタヌキの皮算用を略して「とらたぬ率」と略したこの調査は
保有株の時価総額に対する、この先1年の利益目標額の割合を
年代別にパーセンテージでまとめています。

下記がサイトよりの引用です。

年齢別では、若年層になるほど「とらたぬ率」が高く、
20代が141.9%、30代が76.1%、40代が34.9%、50代が30.5%。
保有株の時価総額別では、
時価総額が低いほど「とらたぬ率」が高い傾向で、
100万円未満が178.1%、100〜500万円未満が72.5%、
500〜1000万円未満は58.9%、1000万円以上が27.2%だった。

(引用元サイト)

株取引を始めた頃は誰しも儲けを期待するとは思うのですが、
これほど年代で「期待値」に差が出るとは思いませんでした。

これを「欲」というのでしょうか。

欲に関する邱先生のハイハイQさんでの回答を見つけましたので、
ご覧頂くと、「人の欲とお金持ちの関係」についての
参考になるのではと思います。

そして、こうした若い年代の個人投資家の増加に伴い、
経験豊富な方々の体験談が
今後も益々活きてくる時代となりそうな気が致します。
先日よりhiQで連載がスタート致しました
戸松信博さんの 「"次はここだよ"新興国投資術」も注目のコラムです。


本日のおすすめサイトです。

「バーチャルFX投資ができるサイト」のご紹介です。
登録無料で外国為替取引の練習が行えます。

2007年6月13日(水) hiQ編集部 K


2.5人に一人が65歳以上

「いまから約50年後の2055年の日本では
人口の4割が65歳以上になる」
との報告が政府から発表されました。

50年後の世界がどのようになっているのかは
全く想像がつきませんが、
この頃には現役世代1.3人で高齢者1人を支える計算になりますから
いま世の中を騒がしている年金問題が何らかの改善ができても、
全く役に立たなくなるのかも知れません。

高齢になってからそんな目に合わされたのでは堪りませんので
いまの内から何らかの対策を考えないと、と思ってしまいます。

それにしてもいまから50年後の世界は
一体どのように変化しているのでしょうか。
是非この目で見てみたいものです。

2007年6月11日(月) hiQ編集部 T


川の流れのように

バーやクラブの経営、もしくは芸能界のことなどを人は水商売と呼びます。
語源は諸説あるようですが、大筋は
お客の気分や人気に業績が左右される、流水のように定まらない仕事、
これを水商売と呼ぶのだそうです。

銀座のクラブは座るだけで何万円かかるとか、
アイドルのCM出演料が何千万円だとか、水商売の間では大金が流れています。
一方「金は天下の回りもの」、「湯水のように使う」という言葉もあるとおり、
お金もまた水に例えられることが多いものです。
水商売とお金は水の性質を持つもの同士、きっと相性がいいのだろうと思います。

よく夏の暑い日、外に置きっぱなしのバケツの中に
ボーフラが棲んでいるのを目にします。
流れのない水がよどんで腐るからですが、
それはどうも水の性質を持つお金にも共通のように感じます。

ビジネスや投資で得た莫大な財産を極力使いたがらず、
誘拐された孫の身代金をも出し渋った大富豪に、ポール・ゲッティという人がいます。
その金額はゲッティ氏にしてみれば、すぐにも用意できる額で、
最終的にゲッティ氏は身代金を用意するのですが、
彼の孫が屋敷に戻った時、犯人によって耳がそがれていたそうです。
晩年にはゲッティ美術館建設という功績を残しましたが、
この誘拐にまつわる出来事は
水の流れをせき止めた不幸な一例に、私には思えます。

自分の経験を振り返ってみても、
お金にしろ、人にしろ、出て行くべきものをせき止めると
あまりロクなことがありません。
またお金を水と考えてみると、
自分の物を買った場合は、「嬉しい」という気持ちをくれた後、その流れを止めますが、
これがもし誰かの喜びのために使った場合なら、
同じく「嬉しい」という気持ちをくれた後、
更にそのお金は回り続けて、いずれ自分の元に戻ってきます。
それは必ずしも同じお金で戻ってくるとは限らず、
「ありがとう」という気持ちだとか、何か新しいきっかけを与えてくれるとか、
とにかく、そういった喜ばしいものです。

「金は天下の回りもの」という言葉は、本当に的を得ていると思いますし、
同じお金を使うのならば、是非とも活き続け、回り続けるようににしたいものです。

2007年6月8日(金) hiQ編集部 M


新興国投資がブーム

現在、3000人を超す外国人の口座が開設されているベトナム市場。
その勢いは止まらず、ますます注目が高まるばかりです。

hiQにおきましても、邱先生の「もしもしQさん」や、
高橋守さんのコラム「華僑の生き方」で
ベトナム市場について触れられております。

この様な高度経済成長を続ける新興国は
情報が非常に少ないという現状を
hiQ読者の皆様は良くご存知かと存じております。

次週、6月12日(火曜日)より連載開始となります
戸松信博さんによる
「"次はここだよ"新興国投資術」
そんな、「次なる市場」へのヒントと、
新興国経済の確かな情報が詰ったコラムとなります。

読めばトクするコラムとして、
読者様には大変お楽しみ頂けることと思っております。

毎週火曜日・木曜日の週2回の連載となりますが、
私も編集の立場ながら非常に楽しみにしております。

どうぞ、ご期待下さいませ。

本日のおまけサイトです。

「官公庁所有の物が安く買えるサイト」です。
トラの剥製から、ダイアの指輪、車や美術品など、
様々な商品が掲載されております。
一般のオークションとどこか違った雰囲気があります。

2007年6月6日(水) hiQ編集部 K


土地1200坪2,700円!?

月の土地が買えるのをご存知でしょうか。
http://www.lunarembassy.jp/index.html
なんと月の土地が合法的に買えるのです。

法律では国家が宇宙を所有することを禁じているのですが、
個人で所有してはならないとは記されていませんでした。
そこに目をつけたあるアメリカ人が
行政機関に所有権の申請をした所、受理されてしまったのです。

念のため国連・アメリカ政府・ロシア政府に権利宣言書を提出、
どこからも異議がなかったため、会社を設立、
月の土地の販売を始めた、というわけです。

現在では月のみならず、
火星、金星の土地の権利書も販売しています。

値段は月の場合、
1エーカー(約1200坪=サッカー場1つ分)が
2700円で買えるそうです。

現実に人類が月に移住するようになった時に、
この権利書に実効力があるかどうかは疑問ですが、
プレゼントにしたら驚かれるかも知れません。
現在、父の日企画が行われているようですので
興味のある方はご覧になってみては如何でしょうか。

2007年6月4日(月) hiQ編集部 T


人づきあいの処方箋

人が生きていく上で、避けて通れないことの一つは人づきあいですが、
その種類は様々で、中でも頭を悩ませるのは、
異性とのつきあい方ではないでしょうか。
それというのも男女とも同じ人間ながら、その脳の仕組みがかなり違い、
そのため同じ事象について、全く異なった反応をするからだそうです。

例えば女性は地図を見るとき、進行方向に合わせて
地図をグルグルと回すことがありませんか?
そして車の運転中に助手席でこれをやる女性に対して、
ハンドルを握る男性は歯がゆい思いをしませんか?

男性の脳は一般的に空間を把握する能力に優れており、
平面の地図を見ただけでも(もちろん常に北を上にして)
自分と地図上の位置関係をさっと把握できます。
これは男性にとっては当たり前のことなので、
なぜ女性がそうも地図を回すのか、それが理解できません。

しかし女性からすると平面図を頭の中で変換するのは至難のワザで
それが出来ないからとイライラされる、これは非常に不本意なことです。
逆に女性は言語能力や観察力に大変優れており、
外国語の習得スピードや、家族や子供の異変にいち早く気づく、
こういった能力では圧倒的に男性を凌駕します。

また生物学的な性別とは逆の嗜好を持つ、同性愛者の人たち、
彼ら彼女らについては、その嗜好が後天的なもの、
すなわち生い立ちや青年期の体験などが原因の一端を担うと
多くの人が考えるのではないでしょうか。私はそう思っていました。
しかしこれは実は、母親の胎内にいる間に受けた
ホルモンの影響によるものだという研究結果があるそうです。

つまり生物学的な性別と嗜好が一致する人、しない人、
地図をグルグル回す人、回さない人、
どれも単に自然な違いであって、
そのことで差別をしたり、バカにしたりというのは
ただ「違うことを知らない」からだというわけです。

さてそこで、今コラムをお読みのあなたは一体「何脳」でしょうか。
気になりませんか?
ご家族やお友達と、是非ためしてみてください。
そしてお互いの違いを知ることで、どうぞ今以上に仲良くなってください。

2007年6月1日(金) hiQ編集部 M

2007年6月1日(金)〜2007年6月29日(金)

 
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