今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第4回
アジアにはいろいろな会社があります

日本人のよく知っているアジアの会社はどこでしょう。
中国のハイアールや
○○汽車というような名前のついた自動車メーカー、
香港のHSBC銀行なども有名でしょうか。
アジアの多くの人は
「セコム」や「SONY」を始めとする
多くの日本の会社を知っていますが、
われわれは、ほとんどアジアの会社を知りません。
アジアの大きな会社はほとんど日本の企業なのですから、
これもしかたがないことです。

それが、ここのところ
中国・香港の企業情報が日本にも多く流れるようになり、
株式投資関連の書籍も多く出版されるようになりました。
10年ほど前までは、
ほそぼそと情報を取るしかなく、
株価を知りたい時は
証券会社にFAXを入れてもらうという状態だったのを
考えると様変わりです。
今はインターネットで取引すれば、
アジア各国の市場の様子を現地の人と同時に見ることができます。

われわれの投資機会が拡がってきたことは
間違いのないことでしょう。
それでも、われわれはまだ知らないことがいっぱいあります。

たとえば、マレーシアには
ゲンティングというギャンブル(カジノ)の会社もありますし、
今後が楽しみなIOIコーポレーションを始めとする
プランテーションの会社があります。
フィリピンには金山があります。
ビール会社のサンミゲルは
聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか。
驚くことにフィリピンでは
休眠中の会社でも上場されていたりすることもあります。

タイにはなんと当たり前に病院が上場されています。
われわれ日本人が食べるチキンでは
CPF(チャルン・ポーカパン・フーズ)の
お世話になっている場合も多いですし、
回転寿司で食べる魚介類は
TUF(タイ・ユニオン・フローズン・プロダクツ)で
お世話になっていることも多いのです。
日本でたまに見かける「激辛ラーメン」の会社である農心は
韓国に上場されています。

日頃は気がつかないことですが、身近なところにも
アジアの会社はいろいろあります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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