今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第53回
待つのは難行苦行(?)

歴史を見ると、
何十年単位で考えれば、
株式に投資していれば資産価値は膨らむことになっています。
日本では残念ながら
株式を20年持っていても得をしないことになってしまいましたが。

よい国、よい時代の成長企業を
見極めて投資すればよいのでしょうが、
これが簡単にできるものであれば苦労はありません。

今、GNPが低くてこれから上昇していきそうで
株式市場が存在するところは、アジアでは
中国・マレーシア・タイ・フィリピン・インドネシア・
ベトナムなどです。
しかし、フィリピン・インドネシアは政情不安、
ベトナムは日本からの投資がやりにくいなど
それぞれ事情があります。

今は成長のサイクルに入っていないように見える国でも
いつ成長のサイクルに入るかはわかりません。
そうなったときには
すでに株価が高い場合もありますから
気をつけて見ていなければなりません。
良い企業を見つけて
「ここだ」と思って投資を開始しても
そこからするすると株価が上昇するなんて
都合のいいことはそうは簡単に起こりません。

そんな中で、「待つ」ということは
たいへんに忍耐を要することです。
研究熱心な人ほど、株価が気になります。
研究熱心な人ほど、売買をしたくなります。
それで、短期的な情報に惑わされて
売買手数料で多くのお金を失います。

株式投資をギャンブルと考えれば
片道0.25%、往復0.5%程度の売買手数料なら
安いショバ代(場所代)と考えることもできるでしょう。
株価の短期の値動きを見て
儲けを夢見る人は多いですし、
中には夢を実現させる人もいるようです。

しかし、毎日売買を続け、
株価の損得がなければ、
手数料分だけは確実に目減りしていきます。
139日目くらいには元手は50%を切り、
321日目には元本のちょうど20%となります。

たいていの場合は投資をしたことを忘れたフリをしても
「待つ」という難行苦行(?)をして
果実を得ることとなるのでしょう。
たいへんそうに見えますが、
株価ではなく配当を取ろうと思えば、
株価よりも企業の成長が
嬉しく感じられるのではないでしょうか。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ 2003年7月23日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ