今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第101回
中国の消費者に期待する企業

中国の都市部では
以前と比べると格段に高いお給料をもらえる人が増えています。
外資系の会社に勤めるホワイトカラーや私営企業家、
個人自業主などです。
この人たちは都市人口の5〜10%程度と言われ、
20代、30代も多く
先行きが明るいと考えて消費に向かうお金も多いです。

彼らはオンワード(日系)の「23区」「ICB」など
一着約3000元のスーツを着て、ドリップ式のコーヒーを飲み、
冷凍食品やレトルト食品を食べています。
中国の中に香港やシンガポール並みの消費市場が
いくつもできつつあると考えればいいのでしょうか。

1990年には都市部の7割の人は国営企業などに勤めていました。
が、この比率な2001年にはなんと3割に低下しています。
(出所:中国統計年鑑)
代わりに私営企業や外資系に勤める人が増えています。
これらの企業では能力主義による給与体系です。
外資系であればお給料の平均は国有企業の6割増が普通です。
北京・上海では国営企業の数倍のお給料を
もらうということも珍しくはありません。

お金はぐるぐる回るものですから
お金を多く使える人々が
国内の産業を振興させていきます。
かれらのライフスタイルが新しい需要を生み、
新しい産業を生むわけです。
「富めるものから豊かになる」動きは
これから多くの人を巻き込んでいくはずです。

中国は広く大きすぎて国別の統計では把握できません。
ひとり当たりGNPが1100ドル(2002年)などでは
測りきれないのです。
人口比で捉えれば
まだまだ購買力の小さな人が大部分で
それが増えるには時間がかかります。

その一方で
都市部の外資系企業に勤める世帯の平均資産総額は
34万元(500万円弱)もあるのです。
(国家統計局2002年調査)
元の実力で考えれば、このような人々の生活は
もはや先進国並みの豊かさであると
考えてもよいのではないでしょうか。

そういう訳で
多くの国の企業がこの国の市場に熱い目を注ぐようになりました。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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