今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第100回
数字を読む

株式投資でバランスシートを利用できることは有利です。
普通に使う言葉は
売上高・純利益・減価償却・資産・負債・自己資本などで
そんなに難しい知識は必要ありません。

研究費とかソフト開発費などの売れもしないものを
資産に計上して利益が多いように見せかけたり、
売上高だけ上がっていて利益率がどんどん下がっている企業などは
日本人が話題にするアジアの企業の中にも実際にあるようです。

自己資本比率、総資産利益率などはよくわからないという方は
難しいとあきらめずに「バランスシートの読み方」風の
題名の本をいっぱい図書館で借りて眺めてください。
眺めてわからなかったら今の自分にとっては
良書ではないのですから
読むのはやめて別の本を探せば良いのです。

また本で読むより確実に企業の経理をわかるようになるには
良い簿記学校へ通うのは
コストパフォーマンスの高い習い事のひとつと思います。
「習うより慣れよ」の部分が大きいのです。

私が学校で簿記論の授業を受けたとき、教科書には
「あみだくじ」のように取引を線でつないだ表が載っており
「私は一生これがわからないだろう」と確信するには充分でした。
後年、諦めきれずに簿記学校へ数ヶ月行ったら
「交通ルールと同じ」という程度だということがわかりました。

会計の専門家になろうとすれば
法律や規則をいろいろ覚えなければならず難しいのでしょうが、
企業実態をあらわす言語としての経理用語をマスターすることは、
誰でもなんとかなるように思います。

市場経済の発達していないアジアの各国では
多くの投資家にとって
「会計」が「マジック」に近いものであることは推定できます。
で、あれば会計制度の大枠については知っておくと
有利な場面があるでしょう。
投資に割く時間が多くあれば、株価を見ているよりも
各国の法人税がどうなっているとかの比較や
企業の商品がどれだけ売れるとどれだけ利益がでるかの分析
(損益分岐点分析)の本を読むほうが役に立つように思います。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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