今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第107回
韓国の株式市場

韓国の上場企業数は多くて1700社以上もあります。
韓国証券取引所(KSE)と店頭市場(KOSDAQ)
及び第3市場があります。
この国の企業情報も日本では多くは手に入りませんが
アイザワ証券では一定の銘柄数を取り扱っています。

外国人の株式保有は金額ベースで見ると
1995年の11.8%から年々増えて
2003年8月時点では過去最高の37%台です。
「北朝鮮」との関係を考えると
外国人の買いもここらでひと段落ではないかと思われます。
外国人が多いと言っても投資先は大企業に偏っており
KOSDAC市場は外人の保有比率は10.5%と高くありません。
会社が小さすぎて機関投資家は買いにくいためでしょう。

この国の個人投資家は台湾と同じく活発に売買を繰り広げます。
株式の保有割合は2割強なのに
個人の売買比率は7割を超えるそうです。
短期の値幅取りを狙っていますから
個人投資家に人気のある企業は株価の変動も激しいようです。

インターネット取引は1998年には全取引量の2.9%で
あったものが、2001年には66.6%であり
機関投資家を除けばほとんどインターネット取引だろうと
想像できます。

ちょっと話は飛びますが、
韓国のパソコン文化はゲームに支えられています。
NCソフト(36570.KS)という会社はオンラインゲームでは有名で
「リネージュ」というゲームが人気です。
韓国は遠くから見るとマッチ箱のような
高層住宅に住んでいる人が多く
ブロードバンド(ADSL・CATV)が発達していて
世帯普及率は50%を超えています。

パソコンは多くの人が持っており、人々が夢中になるのは
実はゲームというのが韓国人の気質を表すような気がして
おもしろいではありませんか。

シンガポールは国を挙げてITを目指していますが、
ゲームに熱中する韓国がアジアで一番のインフラを持っています。
政策というものはなかなか実効をあげることはできませんが
民間の力は恐るべしということがわかる話です。

(参考)NCソフトの日本語版ホームページアドレス
(http://www.ncsoft.net/jpn/)



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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