今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第124回
海外の証券会社のトライアル画面に入ってみる

海外の証券会社は、
現地の言葉で記載された
ホームページしかないところもありますが、
英語版を用意しているところも多くあります。

現地に口座を開設すると
ホームページで多くの情報が見られたり
メールで情報を受け取れたりします。
「買い」推奨だけでなく「売り」推奨もあります。

日本では、
英語版の表示のある証券会社の画面を
見たことはありませんが、
アジアの共通語はやはり英語です。
あと、アジアでは華人が多いのでやはり中国語でしょうか。
1980年代から
多くの外国人投資家が参入していますので
証券会社も英語や中国語での情報提供を重要視しています。

英語で送られてくるメールでは、
月次くらいの頻度で送ってくる
株価やPERなどのデータが記載されたものは役に立ちます。
残念ながら
毎日の市況や1週間の市況の解説などはとても読みきれません。

インターネットの取引画面は
定型的な画面ですので
慣れれば日本の証券会社のものと同じように使えます。
普通、企業名はシンボルで表示されています。
例えばバンコック銀行なら(BBL)。
企業名は、最初はまったくわからないので戸惑います。
なにしろ、知らない市場なのですから。
一からの勉強です。
でも、そんなに上場企業数が多くない国であれば
短い期間で
かなりの企業が身近なものになるでしょう。

証券会社のなかにはフリートライアルなどの名称で
一定の期間は口座開設者と同じように
画面を見せてくれるところがあります。
これを利用することは
その証券会社から企業情報がどれだけ入手できるかを
判断するのには有益です。
 

参考に以下4社をあげておきます。

(タイ)
Seamico証券  (http://www.seamico.com/)
TISCO証券   (http://www.tiscoetrade.com)
KK E-TRADE  (http://www.kks.co.th)

(フィリピン)
Yapstar証券 (2Tradeasia)
(http://www.2tradeasia.com/)



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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