犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第15回
「プチ断食してみました」 その5
言い訳パターンの脱出法

さて、断食1日目の夕方から早くも空腹感が襲ってきました。
言っても仕方がないと分かっていながら窮状を夫に訴えました。

私 「ねえ、お腹がが空いた。 お腹すかない?」
夫 「そういえば空いてきたよ。」
私 「あーもうすごく空いて我慢できない。何か食べたい。」

と、まるでお腹が空いている状態が
腹立たしいかのような言い方をして夫の顔を伺いました。
その時私が心の奥深くで望んでいた事は、夫の方から
「それなら何か軽いものでも食べるか、プチ断食なんだからな。」
と言ってもらうことでした。
そうすれば、「そうだよね、プチなんだから。
完全にやらなくってもいいんだしね。
それに夫も食べるって言っている訳だから」
という言い訳をしながら何か食べる事ができたでしょう。

思い返せばいつもそうやって言い訳を探して来たように思います。
言い訳とは自分に都合の良い理由を作ることです。
そうする事で何かをやり遂げない自分に
逃げ道をたくさん作って来たのかもしれません。
何かが達成できないのは、自分の意志の弱さや行動力が
足りない事が原因ではなくて、
できない理由が他にあるからと言い訳してきたのです。
言い訳をする時にはいつも自分に原因はなくて
他に原因があるという事にしていました。 
でも自分に向かい合って
自分の中に原因があるのではないかと探るのは大切な事です。
ここで間違えていけないのは、
自分の中に原因があるからといって自分を責めることです。 
「こんな事もできない私はダメだ」と自分を責めても
何も生みだされはしません。 
原因を探るのがなぜ大事かというと、次は同じ事を繰り返さずに
やり遂げられるようにする為だからです。

今回もいつものように、その言い訳パターンに
陥る事になりそうでした。
私ではなく、夫が言い出したのだから。。
という言い訳に甘んじる所でした。

が、しかし! 夫の返事は、
「食べ物の事ばかり考えてるから我慢出来ないんじゃない?」
と食べる言い訳を得たい私の期待を裏切るものでした。
それは人から受けたアドバイスに
断食中に食べる事ばかり考えていると却って逆効果
というのがあったのでごもっともな返事でした。
でもそのお陰で私は
いつもの言い訳を探す事ができなくなりました。
『食べ物の事を考えない為にはどうしたらいいかな』と
解決策を考えるようになったのです。
ほんの小さな事ですけれど
いつもの言い訳パターンから脱出できたような気がしました。
    
結局ミントやレモンバームのフレッシュハーブティーを飲み、
気分もリラックスして
無事プチ断食第一日を終える事ができました。
体重計は早くもマイナス2キロを示していました。
いよいよ明日からは一番辛いという2日目を迎えます。


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