犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第17回
「プチ断食してみました」 最終回
ちょっとした失敗をした時の立ち直り方

いよいよプチ断食3日目です。
2日間乗り切った事で少し自信がついてきました。

ですが思いもよらぬ事件が起きてしまいました。
それは母と近所のお茶屋さんに立ち寄った時の事です。
お店の女将さんはと私達とたわいもないおしゃべりをしながら
小さなお茶碗で温かいお茶を淹れてくれました。 
湯気をたてて美味しそうなお茶の隣には
茶菓子用の殻付ピーナッツが添えられていました。
私はお茶飲み干し、ピーナッツを口に放り込みました。
噛み砕くと香ばさとほんのりした甘みが口一杯に広がります。
私達は女将さんにお礼を言って店を出ました。
と、そこで私は大変な事に気付いたのです。
『あれっ?! 私今ピーナッツ食べちゃった!!』

私は本当に無意識にピーナッツを食べてしまったのです。
それだけに悔しさがこみ上げてきました。
『今までの苦労は何だったの?! ピーナッツ2粒で台無しだ』
その後はピーナッツの事が頭をぐるぐる回っていました。
『ピーナッツ2粒程度だったら食べた内に入らないよね』
とか、『これは私しか知らない事実だから忘れてしまおう』など
自分を慰める言葉を探していました。
つまり、また言い訳を探していたのです

冷静に考えてみればピーナッツ2粒食べた事なんて
どうでもいい事です。それで誰が困るわけでもないし、
くだらないとも言える事です。
ただ私の気持ちだけの問題です。
私はこのピーナッツ事件を
これから先どういう教訓にすればよいかを考えました。
「過ぎてしまった事は気にかけない。
それよりも今やるべき事をやる」
「完璧に出来ないからと言って失敗したわけではない」
「ちょっとした失敗は笑い飛ばそう」
などが思い浮かびました。 
一緒に笑い飛ばしてくれそうな夫へ電話をし、
屈辱のピーナッツ2粒事件を申告しました。
これで気が済みました。

その後は家に戻り、淡々と断食を続けました。
お腹に力が入らない気がしますが、
確かに体も頭もスッキリとしています。
さっぱりとした気分です。 
そしてとうとうプチ断食の最終日3日目を
無事終えることが出来ました。
プチ有言実行の方も実行する事が出来ました。
こんな小さな事でも
私の中に充実感が広がってゆくのが分かりました。

ちなみに体重は2.5kg落ちていました。 
でもこれは復食を始め、元の食生活に戻ったら
すぐに戻る体重だと思います。

あなたもプチ断食やってみたいとお思いになりましたか?


←前回記事へ 2003年6月24日(火) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ