犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第89回
変化を楽しむ

少し前になりますが、テレビで
「美人母娘」を探す企画をやっていました。
まず、後姿で母娘らしい女性二人組みを探し、
正面に回って確認し、
実年齢を聞いて年齢と見た目の若さのギャップが
大きければスタジオで披露するという内容でした。
娘さんが高校生ぐらいなのにびっくりするくらい若いんです。
私もビックリしながら見ていました。

ですが、どこかで「ん?!!」とひっかかるものを
感じていました。 
母と娘の服装がほとんど全く同じなんです。
メイクも髪型も娘さんの年頃のスタイルにしています。
10代後半の流行スタイルの服装や髪型が決まって
若若しく見えるというのはスゴイ事ですが、
何だか違和感があるなあと思ったのです。
そこに「若くみせたい」という必死さが
感じられてなりませんでした。

そこでふと思ったのは、若さはキープしたり
戻ったりするものではなくて、
変化して見せるということではないかと。
20代から30、40、50、60代・・へと
外見が変化していくのは当たり前のことです。
ですから、自分のスタイルや似合うものも変化していくのが
自然で美しく見えるのではないかと思ったのです。
娘さんの服装に母親が合わせるのではなくて、
娘さんが母親のように素敵な女性になりたいと
マネされてしまう位の魅力を増していけたら素敵です。
その為には、やはり今の自分にとって
本当に心地よくてしっくりくるものを選び、
それに囲まれて幸せな状態でいる事が大切だと思います。
周りを見る目を肥やしていくばかりでなく、
自分自身を見る目も同時に肥やしていく練習が大切です。

練習には失敗がつきものですから、
アレもコレも試して失敗することもあるでしょうが、
そうしていくうちに自分の中で
ものを見る目、自分を見る目が養われていくことでしょう。
自分を見る目が養われていけば、
自分自身の変化にも敏感になり、
その為には何を変化させれば良いのか気づいていくことができます。
たとえば、口紅の色にしても、明るいピンク色が
似合わなくなっているのに気づかずに使っていたら、
ベージュや渋い赤の口紅に変えてみることで
魅力アップするかもしれません。
また、週末の使い方もウィンドウショッピングをやめて
ピクニックに行ったら身も心もリフレッシュしたとか。
逆にいつも外出ばかりしていたけれど、
家で新しいお料理を作ったり、
鉢植えを増やしてみたらリラックスできたとか。

時間の流れと共に自分の中にも変化を起こし続けられる
大人の女性になりたい!


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