犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第94回
女の嫉妬

誰が決めたのか知りませんが、
嫉妬という漢字には両方に女偏がつきます。
女性は嫉妬しやすい性質ということなのでしょうか。
嫉妬の中でも特に一番大きいのが恋の嫉妬でしょう。
自分の好きな男性が他の女性に恋焦がれてしまったら、
またはそうでなくても「美人だ!素敵だ!」と褒めまくっていたら
嫉妬のかたまりになってしまう女性は多いはず。。
または、特定の男性でなくても学校や職場で
ちやほやされている女性を見ると
何か気に食わないという女達は沢山います。
しかも、人気のある女性が女の武器を使っていたり、
ちょっとかわいこぶっていたら
格好の嫉妬ターゲットになってしまいます。
女性の嫉妬は、美しさへの嫉妬、
豊かさへの嫉妬ととどまることがありません。
白雪姫も「渡る世間は鬼ばかり」も
嫉妬が引き起こす事件があるからこそ話が盛り上がるのです。

嫉妬は自分が望んでも手に入らなかったものを、
既に手に入れている人に対して抱く感情です。
「あの人が手に入れているのに自分にはない」と思うと、
だから自分は駄目なんだとか、不足しているとか、
否定されてしまったような気持ちになるのです。 
特に女性は皆が持っているものが欲しくなったり、
人の事や物が気になる性質の人が多いので人と自分とを
比較してしまいがちになるので嫉妬もおきやすいのでしょう。
嫉妬の気持ちがさらにパワーを増すと、自己否定を通り越して
他人への攻撃へと向かいます。
嫉妬している人のあら探しをしたり、意地悪をしたり。。

でもこれは大きな間違いです。
身の回りの出来事や、白雪姫や渡る世間は鬼ばかりを
よく思い出してください。
嫉妬にかられて起こした行為は必ず自分にとってさらに
悪い結果となって返ってくるのです。
たとえば、好きな男性にその人が気に入っている女性の悪口を
さんざん言ったとしたらどうでしょうか?
彼が幻滅するのは、好きな女性に対してではなく、
あなたに対してなのです。
悪口を言っている人が素敵に見える事はないからです。

では嫉妬って悪いことばかりなのでしょうか?
何に対しても全然嫉妬しない人っているのでしょうか?
自分が完全に満ち足りている人はそうかもしれません。
ですが、大なり小なり嫉妬してしまうことがある人は、
自分次第で自分の力に変えることもできると思います。
嫉妬を他人へ向けるのではなく、自分が前に進むパワーに
変えてしまえばよいのです。
自分のないものを持っている人って逆を言えば、
それを持つことができる秘訣やコツをつかんでいるということです。
どうせならそれを勉強して自分もそうなれるように
力を注げばいいと思います。
そうやってよく見ていくと、実は本当は
必要じゃなかったりするのに気づく事もあるかもしれません。
それに、その人と同じようになんかなりたくないと
思うのであれば嫉妬は無用ですよね。
もし、好きな男性がその女性の顔だけが好みだから好きと
言うような人であれば、嫉妬する意味がないと思います。
むしろもっと見る目のある男性を選ぶチャンスですね。
そうしていくうちに、嫉妬心はどこかへ行ってしまいます。


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