第95回
男の嫉妬

女に限らず男だって嫉妬します。
恋愛関係での嫉妬ももちろんですが、
男性の場合は権力への嫉妬が強いと思われます。
歴史に見る武将もそうですが、現代でも政治、教育、医療、会社
などの男性社会を見ればそれが分かります。
男性は自分の力を誇示する事への欲求が強いと思われます。　
それは女性のすこしでも美しくありたいという欲求と同じくらい
本能的なものだと思われます。

ですが、（恐らくほとんどの）女性にとっては時として
そんな男性の気持ちが分からない時があります。
よくやってしまいがちなのが、
男性に何でもアレコレ悩みや愚痴をこぼしてしまうのです。
女性の場合は「ただ聞いてくれるだけでいい」アレコレが
沢山ありますが、男性はそういう話を聞くのが苦手な人が多いです。
例えば、

☆今の会社はこんなに働いているのにお給料が安すぎるの

◇ご近所のＡ子さんって噂好きで困っちゃうのよ

などです。
男性は独力で問題を切り抜けようとするので、
こんなお悩みに対しても論理的に解決策を考えようとするので
ストレスを感じます。　
これは彼にとっては手の及ばぬ事ですし、
こう答える以外には思いつけないからです。

☆わかった、そういうことなら君は仕事を変えるか、
上司に相談すべきじゃないだろうか

◇だからなんだってんだ？！

女性としては望んでいない答えが返ってくるので
ムカッとしてしまいます。
ただ、こういう具合に気持ちをなぞってくれればいいのです。

☆そうか、君も頑張ってるんだな

◇それは君も困るだろうね！

解決策は以下となります。
男性・・ただうなづいて聞く。感情をなぞってあげると尚良い。
　　　　力を貸して欲しいと言われたら考えてあげること。
女性・・最初に「ただ聞いて欲しいだけなんだけど聞いて
　　　　くれる？」と聞く。
　　　　
　　　 解決方法を考えて欲しい時には最初に「いい解決策が
　　　　ないか力になってもらえる？」と聞く。

また、逆に女性は男性にとっていい事だからと思い、
アドバイスや忠告や批判をして却って裏目に出てしまう事
がありますのでご注意を！
例えば、

「そこの駐車場が空いているから、ほら、
そこから回って前向きに止めれば」　とか

「無理しなくていいよ、車屋さんに持っていけばきちんと
直してくれるから。　その方が早いわよ。」などなど。

男性は自分の力で物事を解決しようとしたがっているのです。
頼まれない限りは彼を信頼してお任せしましょう。