犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第114回
美しい人々にうっとりしてきました

イタリアはローマの中でも生粋のローマっ子が住むと言われる
下町トラステベレを訪れました。
細い石畳の路地が迷路のように続き、
家と家との間に洗濯物が干されていたりして情緒漂う所です。
夕方日が暮れてくると、路地の所々にある街灯に
オレンジ色の明かりが灯って大変ロマンチックです。
またトレステベレはローマの中でも
美男美女が多いと言う噂も聞きつけていたので、
カフェに腰掛けながら道行く人々を眺めることにしました。

町の中の由緒ある教会がある広場に面したカフェは
生絞りのオレンジジュースが美味しくて評判のカフェです。
25センチはあると言われている巨大なグラスには
並々と絞りたてのオレンジジュースが注がれています。
そのオレンジジュースを飲みながら
広場を行き交う人々を眺めていました。
観光客の多いローマですが、夕方近いこの広場には
子供を遊ばせる人、犬を散歩させている人、
買い物帰りらしい主婦らしき女性、
仕事帰りらしい女性等ここで生活していると思われる住人を
多く見かける事ができました。
噂通り美しい男女があっちこっちからやって来て、
まるで映画の中のワンシーンのようです。

何が美しいのかと言うと、まずは顔だちとスタイルです。
彫りが深くて整った小さな顔
ブルー、グリーン、明るいブラウン、グレーなどの瞳
茶、黒、赤、金色の髪
長い足と均整のとれたスタイル
また服装もおしゃれで、地味な色ながらも
コートとセーター、パンツ
(スカートをはいている人は少ないです)を
うまく組み合わせているのでした。
またそのファッションが、
この情緒漂う町の背景にピッタリとはまるのです。
トラステベレに限らず、ローマは絵になる風景が
いたる所にあるので、人も余計に映えるのかもしれません。
私もこのように人を美しく見せる町に住みたいものだと思いました。

道行く人々を眺めていて気づいたのは、犬のお散歩をするのに
ダサい格好をしていないということです。
スウェット上下とか、伸び伸びのセーターに
ヨレヨレのパンツの人などいませんでした。
セーターにジャケットにジーンズとか
ハーフコートに皮のブーツとか誰にあっても
恥ずかしくない格好です。
犬のお散歩がお洒落に見えてしまうくらいでした。
これは私も見習わねば・・と心に決めました。
中でも渋い赤の皮のハーフコートを着た女性がキュートでした。
古い石畳と石造りの教会や建物、紅葉した葉の色や雰囲気に
よく似合っていてかわいいコートでした。
「これを着て家の犬を散歩したら楽しいに違いないゾ」
と思った私は同じような渋い
ワインのような赤い皮のコートを探すことにしました。


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