第125回
頭のいい人が好きなの♪
頭のいい女性、頭のいい男性というのは魅力的です。
ですが、『「頭がいい」の定義ってどこにあるんだろう?』と
先日ふと思いました。
例えば、「美人の定義は?」と聞かれたら、
「素肌が綺麗で、目鼻立ちが整っていて」等と
具体的に浮かびあがってくるのですが、
頭がいいってどういうことか、
具体的に考えたことがありませんでした。
頭がいいというと、すぐに学歴に結びつける人がいます。
有名学校を出たから頭がいいという訳です。
確かにそれも一理あると思います。
有名学校に入るためには受験をクリアし、
卒業するまでもテストや課題を
クリアしていかなければならないからです。
ですが、それはあくまで学校のお勉強を基準にした場合の
頭の良さであり、日々の生活、仕事、人間関係、社会、発明など
人間が生きていく世界へ舞台を広げた場合はどうなんでしょう。
例えば、学校を出ていなくても、
物凄く頭のいい人も世の中にはいます。
例えばアインシュタインは、小学校の頃には
ノロマとか頭が鈍いと言われて落ちこぼれていたそうです。
質問に対してもなかなか答えが返せないのです。
ですが、それは頭の中で様々な事をよく考えて
一番いい答えを出そうとしたからなのだそうです。
質問に対して暗記した答えを自動的に出すのとは違うのです。
先日友達に頭のいい人ってどういう人か聞いてみました。
会話が面白い。 話がポンポン出てくる。
物事を理解する能力が高い。 人の気持ちに敏感である。
記憶力がいい。 作戦を練るのがうまい。
など出てきましたが、結局コレ!というものは思いつきません
でした。
なんとなくモヤモヤした気分でしたので、家に帰ってから
夫にも質問してみました。
私 「ねえねえ、頭のいい人ってどういう人だと思う?」
夫 「うーんとね。物事の本質が分かる人かな。」
思わず膝を打ってしまいました。
まさに私が聞きたかった答えに近いような気がしました。
さすが私の夫ちゃんです(笑)
物事の本質が分かるというのは、
物事の根底にある一番シンプルな法則をみつけだすことです。
確かに頭が良くなければ困難なことのように思います。
ところで、頭のよさは訓練などで鍛えあげられるものなのでしょうか。
それは生まれもっての美しさがあるように
生まれもっての頭の良し悪しがあるのではないでしょうか。
考えても分からなかったので、また夫に聞いてみました。
私 「ねえねえ、頭ってどうしたら良くなると思う?
物事の本質って分かる人には分かるかもしれないけれど
それは生まれつきの能力じゃないの?」
夫 「それは、物事の本質を考える習慣をつけることだよ。」
な、なるほど!確かに言われてみればその通りですね。
物事の本質を見ようとしていると、
自然と見えてくるようになるのですね。
やろうとして、やり続けることができれば
分かるようになるのですね。
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