犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第130回
知識を役立てていますか?

今日は本を3冊買いました。
・オレンジページの「基本のおかし」
・長谷川理恵さんの「野菜美人」
・トニー・ブザン著の
「あなたのアタマから嫌でもアイディアが飛び出してくる!」
上記の三冊です。

私は、本棚のあるお宅にお伺いした時などは、
どんな本が並んでいるのかをつい見てしまう癖があります。
どんな本を読んでいるかでその人となりが分かるといいます。
それは案外当たっていると思います。
その人の事が分かるまでいかなくても、少なくともその人が
今どんな事に興味をもっているのかが分かります。

今回の私の買った本から判断すると、いかにもお料理好きで
まめにお料理をする人と思われる方がいるかもしれません。
残念ながら、実際はそうではありません。
時には時間をかけて新しいレシピにチャレンジする事はありますが、
ごくたまにです。
ですが、お料理本を買いますし、
レシピの切抜きを山ほど持っています。
お料理本を買う時はやる気に満ちているのです。
本をパラパラとめくって、レシピと出来上がりの写真を見た時は
すでに食卓にその料理を並べ、美味しいと言いながら
料理に舌鼓をうっている自分と夫の姿までを思い描いているのです。
材料もスーパーで簡単に揃うものですし、
特別難しい料理ではないのに、
実際に作るかというとこれが作らないんです。
例えば、一冊の本に50のレシピが載っているとしたら、
実際お料理としてお皿にのるのはよくて2,3品です。
あとの48品はいつか作るであろう候補のレシピとして
本の中で眠っています。
今回お料理の本をまた2冊買ったので、
またもや保存用のレシピが増えたというわけです。

その本を料理用本棚にしまいながら、
すでに料理本が沢山たまっている事に気がつきました。 
しかも保存されて、活用されないまま
「いつか料理されるのを待っている」のです。
このままのペースが続けば結局作られずに本棚に収まったままです。
私はまた目新しい料理本に気をとられるのですから。
料理のレシピを沢山持っていても作らなければ無駄なだけです。
結果的には、レシピを持っていない人と同じです。

それに気づいて「はっ!」としました。
ダイエットの本も、メイクレッスンの本も、
おしゃれ関係の本も沢山持っているけれど、
私はほとんど何も実際に試していないということに気がつきました。
読んで満足、知識が増えて安心してしまい、
実際に試していないのです。 
こうすればいい、ああすればいいという事を分かっていながら
何もしていないのです。 
知識を増やしたり、いい事に気がついても、
実際に役立てなければ意味がないのです。
それは、もったいないですね。
「知るは易し、行うは難し」という諺を思い出しました。
これからはしばらくは、知識集めをお休みして、
『行う』ことに集中します。
そういうわけで早速今日から『行いコーナー』を設けます。


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