犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第145回
やることが多すぎてやる気が失せた時には

私は主婦なので、大掃除とお正月のお料理を準備したりします。
時間も体もいくつあっても足りないかのような忙しさです。
ただでさえ家事と言うのはキリがありません。
生活は動いているものなので、それは当然です。

ところで、用事があまりにも沢山たまりすぎると、
「ちょっと休憩でもしようかな」という
気持ちになるから不思議です。 
お茶を入れて何となくテレビをつけて休んでいるうちに
あっという間に2時間位経っているから驚きです。
いや、本当はずっと分かっていたのです。
ただ、たくさんの用事を前にして現実逃避をしただけです。
頭が混乱してやる気も失せてしまったのです。

こんな風に行き詰った時は、
「今日はこれだけできれば合格」と気楽に考えることです。
自分の家事能力に見合った仕事量をこなせばいいのです。
これでやる気も湧いて、体も動き始めます。
気がつけば、決めた仕事量が終わっていて、
もう2,3片付けておこうかなという気持ちになるものです。
やる気が失せてしまい、結局何もできなかったという一日に比べ
とても生産的な一日になるでしょう。

自分の家事能力に見合った仕事量をこなすには
どうしたらいいかですが、
まずは簡単なやる事リストを作る事です。
リストは10分もあればできます。
何もリストが完璧でなくていいんです。
後で思い出したら書き足せばいいのですから。
そのリストの中で、一番優先すべきものを
初めにやってしまいます。
締め切りがあったり、やらないと人に迷惑をかけてしまったり
大切だと思う事柄です。
一番優先する事を残してしまうと、ずっとそれが気にかかって
気持ちに余裕がなくなるものです。
それをやっつけてしまうことで、気持ちに余裕が生まれて、
さらにやる気も湧いてくるのです。
家事のリストが100位あったとしても、何が何でも
今日と明日中にやっておかなければならないのは、
多くても10位ではないでしょうか。
あとは、お正月の間にやっても問題ないものではないですか?

家族の協力を上手に仰ぐ事も大きな助けになります。
特に男性はこちらが忙しいのにのんびり構えているように
みえるものです。
それは、何をやったらいいのか分からないという理由もある
と思います。
男性には、何をやるかわかりやすく伝える事が大切です。
しかも一度に沢山言うのではなくて、一度に一個ずつです。
伝え方も大切ですよ。
命令口調などはやめておいた方がいいでしょう。
意思確認をするような感じでお願いしてみましょう。
「廊下の電球を変えてもらうことができる?」と言う風に。

忙しい年末を上手に乗り切りましょう!


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