犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第157回
つけまつげ美女

久しぶりに乗った電車の中で美女をみつけました。
ぱっと人目を惹くような目立つ美女という訳ではないのですが、
顔が雪肌のような白いもち肌で、
長くてふさふさの黒い睫が瞳に影を落として
可憐な美しさを醸し出しているのでした。

私は思わずその可憐な美女の顔にしばし見とれてしまいました。
そして、可愛らしさの秘密を知ってしまいました。
秘密は「つけ睫」にありました。
瞬きをすればパサパサと音を立てそうなほどの豊かなつけ睫が
ばっちりと目の上にくっついているのでした。

女性の多くが自分の睫が少しでもたくさんあって、
長くてさらに自然にくるんとカールしていればいいのになあと
思っています。
ビューラーで睫をカールさせている時に、
ほんの1,2本の睫が抜けてしまっただけで思わず
「もったいない」と思ってしまうのは私だけではないはずです。
口紅は塗らなくても、ビューラーとマスカラさえしておけば
顔立ちがはっきりするものです。
年齢を重ねるごとに目の輪郭がぼやけてきて、
小さく見えるようになってくるので、
特に睫をぱっちりさせるメイクをすると若々しく見えます。
その時は口紅の色は控えめな色を選ぶというのは、
今や大人のメイクの常識となっていますね。

そうやって睫にこだわると、ビューラーやマスカラにも
こだわるようになり、自分なりの睫メイクを完成させて
いくのですが、やはり自前の睫では限界もあります。
そこで登場するのが「つけ睫」という訳です。
ここで多くの女性が「つけ睫をつけるかどうか」
という壁にぶちあたります。
『ちょっとやり過ぎかもしれない』と躊躇するわけです。
自然のままの美しさの一線を越えて人工的な美しさへと
足を踏み入れるかのような気持ちになるからです。
知らない間にズレてしまったらどうしようという
気がかりもあります。

若い世代にはつけ睫は浸透しているようですね。
街中でつけ睫している若い女性を多く見かけますし、
ドラッグストアでもお手頃な価格で売られています。
今日値段を見てきたのは1セット1,000円でした。
100円ショップでもまつげが売っています。
何はともあれ、彼女達のつけ睫を普段使いする勇気と、
一見つけ睫とは分からないように上手にくっつける器用さには
脱帽してしまいます。

本当に若い女性達は、たまにびっくりするような
奇抜なものを流行らせたりすることもありますが、
新しいことを臆することなく、
上手にとりいれる力を持っています。
年齢を重ねるに従って、特に服装やメイクなどの外見に関して
守りにはいりがちになりますが、
たまには若い世代のメイクやファッションを観察して、
彼女達が上手にとりいれたものの中から
自分に合うものを選んで真似っこして取り入れるのも
新しい自分にチャレンジするやりかたの一つだと思います。


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