犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第164回
「泣き祭り」 〜感情を味わいつくす〜

今日はまるでお祭りのような一日でした。
怒って泣いて笑ってという感情の3大柱が
一日のうちに全部やってきたのです。
怒る 泣く 笑う なんて普通だし、
一体何がお祭りなのかさっぱり分からないという方は、
この先はお読みにならなくても結構です。
特に新しい発見はないと思います。
最近、思い切り怒ったり、笑ったり、泣いたりしていない人で、
特にそれをぐっと我慢している人は是非話を聞いてください。

子供の頃は、何かひどい事をされたり、言われたりすると怒り、
すごく傷ついたり、悲しい事があると泣き、
嬉しい事や面白い事があると笑うという感情表すことを
当たり前の様にしていました。
それが、成長し、集団の中で勉強したり、
社会に出て仕事をする様になると
感情をコントロールする事を教えられます。
特に怒ること、泣くことに関しては、
「人前では涙をみせるな」「怒りをあらわにしてはいけない」など
感情を抑圧することが美徳とされる傾向があります。
確かに大人が子供と同じように泣いたり怒ったりしていたら
人に迷惑をかける場合があるのです。
それは、例えば公の場にプライベートを持ち込んだ場合や
感情に任せて怒りを直接相手にぶつけたり、
人の関心を自分に惹きつける為に泣いたりする場合などです。

ですが、泣いても、怒ってもいい時と場所にいるのに
我慢したり、感じないように麻痺させるのはよくありません。
なぜなら、やり場を失った怒りや涙は、
結局その後も自分の中にずっとくすぶり続けるからです。
我慢を積み重ね続ければ最後には物凄い大きなストレスになり
身体をこわすことにもなりかねません。
また、感情はエネルギーですから、それを押さえ続けることで
エネルギー不足になってやる気が失せてしまうことがあります。

では、どうすればいいかと言いますと、
自分の中の怒りや悲しみの「感情を味わいつくす」ことです。
「あ〜!すごく腹がたっている!!」という怒りを実感し、
自分は今怒っているんだということを自覚することです。
そうすることで、今は自分が
怒りに支配されているだけということにに気がつきます。
その時点で怒りからはもう解放されているのです。
実は怒れるということは、それだけ意欲があり、
何とかしようと言うエネルギーに溢れているということなのです。
そっちを感じ取ればいいのです。

実は今日、ある出来事があって
私は自宅で大泣きしてしまいました。
もう子供みたいにワンワン声をあげて泣いてしまいました。
自分でもビックリするくらい。
20年ぶり位の泣きっぷりでした。
そして泣き終わった後は気分爽快で超スッキリ気分最高でした!
冷静になってみるとさっきの
あまりの子供みたいな泣き方を思い出し、
おかしくて笑ってしまいました。 
傍から見るとかなり不気味な状況ですが、自宅なので平気です。
そういう訳で、泣いて笑って
祭りのように賑やかで楽しかったのです。
感情を味わいつくして、放出してしまったので、
もうあとはこれから自分がどうしていくのかに
意識を集中できます。

感情を押さえ込んでいる人は、それを味わいつくし、
楽しく優しく放出してしまいましょう。 
次へ進むエネルギーが湧いてくると思いますよ。


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