石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第90回
ワインを一気飲みしてどうするの?

Schalburg八千代さんがご自身のコラムで
フランスのワイン消費について書かれていますが、
皆さんワインはお好きですか?

台湾に来た当初は、
コンビニやスーパーで日本のビール缶を買って飲んでいましたが、
最近家ではワインを飲んでいます。
アサヒにしろ、キリンにしろ、
製造年月日が3ヶ月以上前のものしか置いていないので、
気分的に新鮮さが感じられないのと、
赤ワインは体に良いという巷のウワサに洗脳されてのことです。

私の住む天母(てぃえんむー)に
”Sommelier Wine Expert“というワイン専門の酒屋さんがあり、
専らそこで購入しています。
赤ワインなら南アフリカ産のものなど
ボトルNT250(日本円850円ほど)から買えます。
もちろん高いワインやシャンペン等もありますが、
普段飲むにはそれで充分、という感じです。
この酒屋のオーナーや店員さんはフランス人ですが、
私が店でボトルを物色していると、
なぜか最初はフランス語で話しかけてきます。
大学時代、第二外国語は仏語を選択していたのですが、
恥ずかしくておくびにも出せず、
英語で応えるのも何なので北京語で返すと、
今度は流暢な國語(ぐぉゆー)を披露してくれます。
毎回そうなのですが、欧米人が北京語を話しているのは
ビジュアル的に違和感があって理由もなく面白いものです。

邱さんが確か「食は広州に在り」で書かれていたと思うのですが、
中華料理にはなぜか食事に合わせて飲む良い酒がない、
そこである時はワイン、
またある時はブランデーやウイスキーを
食事時に飲むことになるのですが、
いずれも食を引き立てるというよりか
酔うために飲むようなところがあり、
せっかくのワインを「乾杯!」とばかり一気飲みしてしまったり、
食事を先に済ましてから飲んだりと、
どうも料理と酒がかみ合わないことが多いようです。

うちのかみさんに言わせれば、
「健康のために赤ワイン飲む前に、
外で酔い潰れる機会を減らすのが先でしょうが」となるのですが、
このお小言は古今東西同じですね。


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2005年6月10日(金)

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