石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第113回
子育てへのご意見を紹介します

長男の教育で悩んでいるお話をコラムに書いたところ、
読者の方からメールをいただいたのでご紹介します。

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石原 新さま、

息子さんのことでお悩みの由、
子育てというのは思うようにならないと申しますので、
その中で、私も7歳違いの二人の息子を抱えて、
ハワイや日本国内を、転々としながら、
ずいぶんと、苦労致しました。
ただ、本日の配信から、思うところございましたので、
不躾ながらも、一筆したためることを思い立ちました。

わたくしには、カウンセラーを、頼った経験はないのですが、
ただ、その方々、親ほどには、
その子を、理解していない筈ですし、責任もないのですから、
数多くある、ファイルの中から、
成功例を、取り出して、そちらを、実行するように、
アドヴァイスするのが、精々なのではないでしょうか。
ですから、そういうアドヴァイスに、耳を傾けつつも、
むしろ、あらたなる成功例を、作り出すくらいの気持ちで、
親の立場にあるものが、冷静に、注意深く、
その子に対して、その時点に見合った、対応する必要があると、
わたくしは思います。瞬間瞬間が、勝負なのです。

また、息子さんの現状を、一元的に見ないことも、
大切かもしれません。成績が下がったこと、環境の問題などと、
一緒にして考えていらっしゃるようですが、
もしかしたら、それぞれ、個別の問題かもしれない、
という視点で対応するのも、ひとつではないでしょうか。
息子さんの現状に対する不安を、それぞれ細分化して、
それぞれに対策を考えてみられるのは、いかがでしょうか。

いつも配信を楽しませていただいております。
ご健闘を、お祈り申し上げます。

菅間周子(カンマチカコ)
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菅間様、メールありがとうございました。
「親の立場にあるものが」という言葉が非常に重く響きました。
実は、長男と母親の問題は
大部分父親である私に責任があると思っています。
仕事が忙しいことにかまけて、
「男の子」としての成長を助けてやれていないのではないかと・・・。

カウンセラーの件ですが、他の職業と同じように、
「良いカウンセラー、悪いカウンセラー」が存在すると思います。
事実、台北アメリカンスクールのあるカウンセラーは、
殆ど頼りになりません。
日本のカウンセラーの女性は年配の方ですが、
長い時間をかけて長男と話し合った後、私と面談しました。
姿勢として、「長男を何とかしてあげたい」という気持ちが
充分に伝わってきましたし、アドバイスにも説得力がありました。
それで、(あくまでも親の責任において)
サマープログラムに参加させることにしたのです。

事象を細分化させてそれぞれ対策を考える、
というご意見ありがとうございます。
親にとっては悩みつきませんが、
いろいろな角度から、
今後どうしたら良いか考えていきたいと思います。


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2005年7月13日(水)

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