服飾評論家・出石尚三さんが
男の美学をダンディーに語ります

第460回
諸君、酒は美しく飲め!

酒には強いほうですか。
私は前にも書いたことがあると思いますが、弱い。
弱いけれど、酒は大好き。
このジレンマのなかでいつも闘っています。

酒を飲むことは愉快なことです。
でも、酒に酔って醜態をさらすことは下の下。
どんなに酔ってもけっして乱れないのが、
ダンディズムというものです。

そこで美しく、
上手なお酒の飲み方について
考えてみようではありませんか。
まず最初に大切なのは、スタイルを作ること。
自分自身の、酒を飲む時のスタイル。
どこで、何をどんなふうに飲むのか。
たとえば食後、夜の9時半から、
好みのクリスタル・グラスで、
ハイボールを飲む。―
これもひとつのスタイルでしょう。
自分のスタイル、自分なりの酒の美学を持っていれば、
そう簡単に酔うことはありません。
これとは逆に、他人のペースに合わせて、
何がなんだかよく分らないうちに、
好き勝手な飲み方をすると、
たちまち悪酔いにつながってしまいます。

酒の飲み方についての自分のスタイルを確立しておくことは、
他人から見て単に美しいだけでなく、
悪酔い防止の最良の方法でもあるのです。

いつもの酒を、いつものグラスで飲む。
たったこれだけでも、
自分のペースを守ることになるはず。
つまり、けっして深酔いすることはないでしょう。
1にスタイル、2にスタイル、
とにかく自分のスタイルを決めておくこと。
自分のスタイルが整わないうちには
飲まないようにすれば、
酒の上での失敗は激減することでしょう。

これもスタイルのひとつだと思うのですが、
必ずチェイサー(追い水)を添えるようにする。
ことに強い酒をストレートで飲む時には、
隣に水を並べて置く。
そして酒、水、酒、水を交互に飲む。
これはかなり効果がありますから、
ぜひ試みて下さい。
そしてもうひとつ
酒を美しく飲んでいる自分の姿をイメージしながら、飲む。
これもスタイルのひとつであり、
悪酔い防止策になりますから。


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