服飾評論家・出石尚三さんが
男の美学をダンディーに語ります

第630
真昼の洗顔でリフレッシュ

毎日ちゃんと顔を洗っていらっしゃいますか。
なにを当り前すぎることを、と怒らないで下さい。
昼間の洗顔なのです。
昼飯を食うと、睡くなってしまう。
ああ、いっそこのまま昼寝ができたらなあ、と思う。
けれども昼寝は夢のまた夢。
雑用が私を待っています。

そんな時には顔を洗いましょう。
これは男ならではの特権で、
これを行使しない法はありません。
女性はふつう多かれ少なかれ
化粧というものをしていて、
昼間、簡単に顔を洗うわけにはいかない。
洗ってもいいけれど、あとが面倒でしょう。
むかし「夕涼みよくぞ男に生まれけり」
と言ったものですが、
今では「顔洗う」と置き換えても
意味が通じるのではないでしょうか。

顔を洗うには水があれば良い。
あとでせいぜいハンカチかタオルか。
時間もまあ、3分もあれば済んでしまいます。
けれどもその効果はすばらしく、
少なくとも気分がさっぱりして、
睡気は飛んでしまう。
多少イヤなことがあっても、
心のなかまで洗濯したような感じになります。

さて、洗顔にはなにを使うのか。
私は今、エスティ・ローダーの
「マルチアクション・フェース・ウォッシュ」
というのを使っています。
美しいパステル・ブルーのクリーム状で、スクラブ入り。
スクラブとは一種の研磨剤のようなものでしょうか。
詳しいことは分りませんが、
ふつうの石けんよりも洗ったあとに
爽快感が残ります。
もちろんこれは一例で、
好みに合わせ、肌に合わせて選べば良いのです。

でも、真昼の洗顔はなにも顔を洗うだけでなく、
心のなかを洗うのも目的のひとつ。
つまり少しだけ自分がリッチになれる、
幸福になれる小道具が必要と、言いたいのです。

そしてもうひとつ、
顔を洗った後、どうするか。
私としてはなんとなく同じメーカーのものが良いかと。
「ディレスキュー」という乳液を使っています。
顔を洗っただけでリセットできるのですから、
これは是非おすすめします。


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