虎ノ門漢方堂店主・城戸克治さんの
やさしい漢方の話

第296回
“4×9+8×9=??”

早いもので、もう12月。
しかしなぜ、世間では12月を
師走(しわす)と呼ぶのでしょうか。

12月は年末で、皆さん非常に忙しく、
普段は走り回らない
師匠でさえも趨走(すうそう)することから
「師趨(しすう)」と呼ばれ、
それがなまって師走になった
という話を聞いたことがあります。

また、師は法師(お坊さん)を意味し、
法師が檀家でお経を読むために馳せ回る
「師馳月(しはせつき)」が
語源になっているという話も
以前に、どこかで聞いたことがあります。

さらには、
「年果つる月(としはつるつき)」が
“しはす”となったもので、
師走は宛字とする説もあると聞きました。

個人的にも12月は非常に忙しい月で、
ここ数年、毎年のように
いろいろなことで走り回っております。
2年前には、「ハイハイQさん」に
執筆することが決まり、
原稿を書くのに四苦八苦していましたし、
今年は、“痛み専門”の
ホームページの立ち上げで
現在のところ、やはり四苦八苦しております。

<おまけ>
「なぜ、除夜の鐘は百八回なのか?」
通常、煩悩(ぼんのう)の数といわれていますが、
珍説がありました。
皆さん、知っておられますか?
4×9+8×9=108(四苦八苦)。


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