虎ノ門漢方堂店主・城戸克治さんの
やさしい漢方の話

第319回
Q先生の秘密 その2

還暦を大きく越えても
なお、Q先生の頭脳が衰えを知らず
極めて明晰で優秀な状態を保っているのは、
実は宇宙飛行士と関係があるという仮説を
私が思いついたのは、
「田中角栄研究」で有名な
立花隆さんの著書を
以前に読んだことがあるからです。

その本の内容を一言で説明しますと、
人間が宇宙飛行を経験すると、
肉体的な変化よりも
精神的な面で
より大きな変化が起きるというものです。

実際に、宇宙から帰還した
宇宙飛行士の多くは飛行前よりも
人間そのものが一回り大きくなって、
哲学者的な言動や行動を示したり、
一国の平和や繁栄よりも
地球全体のそれを願うようになります。

こうしたことを
生理学的な面から考えれば、
無重力状態で脳内の圧力が減少して
脳が膨らみ、脳の抑えられてきた部分が
機能するようになったという
解釈の仕方をすることが出来ます。

Q先生は、年に数十回以上も
世界を飛び回っておられるということですが、
飛行機に乗るということは
宇宙飛行と同様に脳内の圧力が減少し、
先生の頭脳はますます
その働きを活発にしているのだと思います。

海外旅行で、気分をリフレシュすると
よいアイデアが浮かぶといった話を耳にしますが、
極端に言えば、そうしたことも
脳内の圧力が減少して
脳へのストレスが軽減された結果とみることも出来ます。

何はともあれ、Q先生が
海外で定期的に見聞を広めることを
推奨なさっておられるのは、
経験的にこうした事実を
体感しておられるからではないのでしょうか?


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