イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第83回
100万円で投資できる企業数

中国株投資をする場合には、
当然投資しようとする企業を選択した後に
投資金額を証券会社にお金を振込み、投資した企業の株を購入して
買い付けます。
そのときに投資したい企業が多くあった場合には
何銘柄に絞って投資を考えていったらいいのでしょうか、
中国株に投資する場合には投資企業を10銘柄以内に絞って、
できれば5,6銘柄以内に収めたほうがいいのです。

ですが、投資する金額が少し多くなってくると、
つい投資する企業への銘柄が多くなっていってしまいます。
なぜ多くの企業に投資することが多くなってくるかというと、
中国株は今は安い株価のものが多くありますから
購入できる金額が少なくても購入できてしまう、
ということも大きな要素だと思います。
たとえば、香港企業の株を購入する場合には、
成長性が見込める企業の株価が
安い銘柄だと日本円で10〜15円程度で買える企業が多くあります。

場合によっては10円以下の銘柄でも
将来性が見込める企業がありますから、
どうしても目移りがしてこの企業もほしい、
あの企業も買っておきたい、
となるとついつい知らず知らずのうちに
いろいろな企業の株を購入してしまって
気がついたら多くの銘柄に投資していた、
などということが起こってきます。
日本人の投資家にとっては100万円という金額は
投資しようとしたら普通は準備できる金額です。
100万円で20万円ずつ振り分けたとしたら、
5銘柄に投資できます。

日本株なら100万円日本株に投資したとしても
500円もする株価を購入したとすると、
2,000株しか買えませんが、
中国本土B株市場なら
1株が100円以下の銘柄がほとんどですから
100万円なら1万株以上が購入できます。
日本企業の株数と同じ2000株購入したとしても、
20万円ですみます。

さらに、香港市場の銘柄の中には
5円から20円程度の株価の銘柄の中にも
優良企業はありますから、
株価が20円の企業の株を購入したとしても、
100万円の投資なら5万株も購入することができます。

ですから購入したい企業の銘柄が多くでてきた時には、
日本の投資家は購入できる立場にあるのですから
つい、多くの銘柄に投資してしまう傾向にあります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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