イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第86回
同じ業種での投資は分散投資か

電力会社のなかで数社に投資したとすると、
確かに分散投資、とも呼べますが、
本当の意味での分散投資ではないでしょう。

本当の分散投資とは
他業種の企業と銘柄を組み合わせて
初めてリスクヘッジができます。
例えば、電力と鉄鋼、石油、化学、不動産、食品、等の
違う業種に投資し、
分散した時に始めて分散投資した、という事がいえます。

ですから、電力会社の企業に5銘柄、
不動産会社に5銘柄投資したならば
合計が10銘柄になりますが、業種的には2業種ですので、
投資資金の投資を2つの業種に分けて
リスクヘッジを行った事となります。

ですから、同じ業種での投資は分散投資かというと、
1業種の企業への数銘柄の投資は
実際はリスクヘッジしている、とはいえません。

リスクヘッジとは、危険をいかに分散できるか、
そのためにはどのような分散方法で挑めば
より良い効率的な投資ができうるか、が
テーマになってきます。

ですから、各業種の安全性、危険性を、
熟知したうえでの分散投資が基本的な投資方法になってきます。

ですが、通常はここまで考えて投資する人は少ないでしょうし、
リスク分散したところで投資効率が上がっていくとは限りません。

投資で一番大事なのは将来成長していく、
または、投資家の投資目的にあった
最終利益が手に入る企業に投資することです。

実際には分散投資ももちろん大事ですし、
その最終利益を手にする為にも
考えなくてはいけない事です。
ですから、そのための分散投資ならいいのですが、
リスクヘッジの為だけの投資になってしまっては
本末転倒になってしまいます。
中国株に投資するときには、
投資する本人の年齢や資産、
何年投資してどのくらいに増やして行きたいのか、が
大事になってきます。

若い年齢の投資家なら長期投資で挑んでも
長期に発展していく企業の投資でも
安心して投資できるでしょう。
ある程度年配の投資家の方なら、
投資年月が限られている場合もあるでしょう。
ここで大事になってくるのが、
投資家本人の将来に対しての投資金額と
投資した投資効率です。
決してリスクヘッジの為だけの投資をするのではなくて、
投資家本人が手に入れることができる
投資方法が大事になってきます。
そのためにも、リスクヘッジを考えながらの投資が
大事になってくるのです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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