イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第87回
私自身の投資の仕方

同じ業種での投資は分散投資か、ということの中で
分散投資というよりは
1業種の企業の投資では数銘柄の企業の株を購入する、と
いうことは、実はひとつの業種に投資していたのと同じですから
本来の分散投資とはいえません。
そのことを前回に書きました。
私自身も電力業界には投資を始めた頃から
おおいに興味がありました。
中国においては電力業界は現在成長する分野に入ります。

電力会社で上場している企業では今のところ、
香港市場と本土市場では次の7銘柄があります。

・上海B株
コード    企業名
900937   黒竜江電力
900949   浙江東南電力
・深センB株
コード    企業名
200037   南山電力
200539   広東電力
・香港H株
コード    企業名
0902    華能国際電力
0991    北京大唐発電
1071    山東国際電源開発

この中で私自身が投資している企業が数銘柄あります。
たとえば私自身が購入した銘柄では、
浙江東南電力、 広東電力、北京大唐発電、等がありますが、
この成績を見てみますと、
北京大唐発電は今の株価よりは過去に安く購入していますので、
配当利回りでも5%以上になっています。
浙江東南電力は現在の株価から計算しても、
こちらもゆうに5%以上の利回りになっています。

広東電力に関しては
過去に少し高値で購入している分もありますが、
その後の株式配当(無償株)で
3割、2割、10割、の株式配当を得ていましたので
株数自体は3倍以上に増えています。
1999年に購入した時などは1.9香港ドルで10割の
株式分割(無償)を得て、
2002年の配当金が0.23元でしたから
配当利回りは約23%にもなっています。
これらの企業に投資するときは1回で購入するのではなくて、
数年にわたり株価の安い時に購入してきました。
1994年から中国株に投資してきましたので、
約10年近くになりますが、
今後も安値になったときなどは投資していきたいセクターです。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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