イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第93回
将来発展していく企業への投資

いまの中国株式市場は
今後大きく経済成長が見込める市場ですから
株式投資で買いから入っても利益が出せていける市場です。
ですが、だからといって
誰でもが利益を出せるかというとそうではないでしょう。
利益を出して行くには
それなりの投資方法で投資を行っていかないと難しいでしょう。

利益を出していく投資方法とは。
いまの時代にあった成長企業を見つけ投資していけば
一番間違いはないでしょう。
その企業の発展とともに株価も上昇していくでしょうから
ずうっと持ち続けていればいいことになります。
それほど難しいことではありません。
ですがこの持ち続けていられるかどうかが大きな問題になります。
企業の業績は日々変動します。
今日上がったかと思うと明日には下がって
気が滅入ることがあります。
ましてや投資した企業の業績が今期落ち込む、
業績の見通しが分からなくなってきた、
企業の将来性に不安を大きく感じるなどの
問題がでてきたときや
手元のその企業に対して利が乗っているときなど
すぐにでも売却して利益を確保したくなります。

長期で投資しようと決めていた企業でも
このようなことが何回もおきてきます。
このようなときこそ
もう一度投資している企業を見つめなおす機会です。
投資した企業が今後発展していけるのか、
それともこのことは一時的なことなのか、
将来発展していくための投資等で下がっているのかを
見極めることが大事です。
一時的な要因であれば売却を行う必要はありませんが、
これが斜陽になった業種、
または同業者に対して負け組みになった企業の場合は
売却を検討しなくてはなりません。
投資した企業に対して
利益が出ていようが出ていなかろうが関係ありません。
大事なのは今後のその企業が
発展していけるかどうかです。
このときに大事なのが1年、2年の期間での
投資した企業の発展を見るのではなくて
最低3年、5年での企業の発展性を見ていく事が大事です。
業種によっては投資資金が採算ラインになるまでは
そのくらいの期間がかかることも多いものです。
投資した企業を長期的に見ていくミクロではなく、
マクロの目が大事になってきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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