イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第126回
上海の街並み

上海に11月12日から15日まで企業訪問に行ってきました。
今回訪問した企業は
セッコウ省のセッコウ高速道路(コード:0576)
上海振華港口機械(コード:900947)
上海陸家嘴(コード:900932)
レンガ超市(コード:0980)は売場訪問です。

上海には去年2回行っています。
4月と11月で今年は11月ですから約1年ぶりになります。
一年上海にいっていないと上海の街並みも変わっていました。
去年と今年訪れて何処が変わったかというと、
街全体がきれいになった、という印象をうけました。
1999年に上海を訪れた時には埃くさい感じがしたのですが、
今回はチョット違った感じを受けました。

逆に今年の北京、ハルピンを訪れた時には埃くさい、と
感じたのですが、この差はなんでしょう。
一言でいってしまえば北京、ハルピンは
まだ洗練されていませんが、
上海の街は洗練されはじめてきた、という印象です。
まずはビルなどの外観ができた後に
庶民の意識に変化がでて、外観とあった行動を起こす、
ということがおきています。
 
人間の意識の中には
そのような感覚ができているような気がします。
私たちだって初めての背広、初めてのドレスを着たときには
いくぶん背伸びをして気取ってみて、
「ウ〜ム満更でもないなあ〜」と思うときがあると思います。
歩き方も姿勢が伸びてシャキンとした歩き方になります。
その感覚に似ているところがあります。
 
ですが、中国人の服装のレベルは
日本人と比べるとまだまだだという印象を受けます。
10年、15年遅れている感じがします。
ですが、グレードアップしていることは確かです。
そのスピードもかなり速いのです。

特に1999年に上海に行ったときの女性の服装をと比べると
段違いに違ってきています。
1999年に上海の浦西地区(上海の旧繁栄地)を歩いていると、
女性の服装で多かったのが薄手のブラウスで
そのブラウスの形が
女学生が着ているような感じのものが多かったのです。

今回訪れて女性の服装を見ますと
各種洋服が多様化していました。
季節が夏と違う、といわれればそれまでですが、
女性はおしゃれに気を使うようになりました。
女性の「服装は文化」です。
経済発展の目安にもなります。

女性の服装と経済発展、
ここからも変わりつつある中国の姿が垣間見ることができました。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ 2003年12月1日(月) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ