イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第139回
株価指数

今香港市場の株価、
特にH株の株価が上がったり、下がったりしながら
全体的には緩やかながら
右肩上がりで上がっていっているように見えます。

通常で考えたらQDIIの施行は来年の春以降ですから
そこまではまだ時間があります。
そうは大きく値上りしていくようには思えませんが、
現在の中国株の値上がりはQDIIの施行を待たずに
値上がりしているように思えます。

株は半年前の経済を先取りしますが、
この値上がりを見ていると
QDII後の中国の成長さえも織り込んで
株価が上がっていくのではないか、とも思わせます。
ですが株価は上がりすぎたときには
必ず反動が来て調整、または株価は反落します。

毎日の株価指数を見ていると
いったいどちらの方向に向かって株価、
または市場が進んでいるのがわからなくなりますが、
長期的に市場を考えていくと見えてきます。

中国経済と本土に上場している企業自体は
今のところ順調に推移しています。
ここから大きく下がることは少ないでしょう。
今後12月期に大きく株価が上がっていったとしたら
来年に入って高くなったところで株価の調整が行われるでしょう。

ここで考えたいのが
中国株が大きく値上がりしていくことが
果たして私たち日本の投資家にとって
いい事なのかどうかということです。

投資している方にとっては
株価が上がっていくことは利益が増えていくことですから
うれしいことには違いありません。
素直に喜んでいいのです。

ですがその半面、株価が上がっていく、ということは
今までのような株価の価格で購入できなくなることですから、
ここから購入していくには
同じ銘柄でも今まで以上の金額を出さないと
購入できなくなります。
そのことを考えると複雑な思いに駆られるでしょう。
ですが、株価は
その時の市場の人気と企業の評価が出た金額ですから
受け入れていきましょう。
また受け入れていくしかないのですが。
だからといって値上がりした株価で購入することはありません。

高くなった株価が調整時期をむかえたときには
安くなる可能性が大きいですから、
もしその時に購入したい企業の株価が安かったらなら
購入するというふうにすると高値づかみをしなくてすむでしょう。
株は株価が上がったときにこそ
注意をしていかなければいけません。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ 2003年12月18日(木) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ