イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第176回
莎莎国際(サ・サ・インターナショナル)

人民元カードの使用は、
化粧品、家電製品、ブランド物の衣服、革製品および貴金属等の
金額の大きい買い物にのみ有利であることが上げられます。
業種的にはブランド品を専門に扱う
ディクソン・コンセプト(コード:0113)、
ササ、および一部貴金属、時計店等は
直接恩恵を受けるでしょうが
他の企業では大きな恩恵は少ないでしょう。

銀聯でメリットをうける莎莎国際の企業内容です。

<企業情報>
・莎莎国際(サ・サ・インターナショナル )
 香港市場、上場企業
・業 種 小売・輸出入 
・事業内容 各種ブランド化粧品の販売業務。 
 コード:0178

・企業概要
香港で化粧品や薬品の販売に従事。
ブランド化粧品の卸売り・小売り業者。
取扱い商品はスキンケア製品、化粧品、香水など。
香港、台湾、シンガポール、マレーシアで店舗展開。
子会社の「Sa Sa.com」を通じて
80カ国で化粧品のオンライン販売を行っている。
また、美容サロンやダイエットサロンも運営。
今後は主要都市(上海、広州など)で、
直営店の出店に向け、向こう数年間で30店の出店を目指す。 

2003年9月中間期
純利益は前年比51%増の4870万HKドル
売上高は同3.3%増の7億8600万HKドル 部門別
卸売りが3.1%増の7億HKドル、
美容サロン事業が5.6%増の8210万HKドル
(営業コストを9.5%削減したため、
営業利益率は4.5%から7.4%に改善)
粗利益率は前年同期の45.2%から42.9%に低下、
中間配当:0.02HKドル
特別配当:0.01HKドル

本土住民による香港への個人旅行が一部解禁されたことに伴い、
本土からの旅行客が増加したことが大幅増益の主因。
10−12月の売上高は前年同月比で20−30%の伸びを記録。

莎莎国際は、中国で単独出資の子会社設立に乗り出し、
化粧品の直接販売を計画していることで、
長期的な成長も期待ができます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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