イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第225回
情報の入手方法

中国関連の情報を知るには
経済新聞を見るのが一番手っ取り早い方法です。
記事の内容で
日本の企業が中国へ進出している会社が多くなっていることと、
中国が市場としても
ますます魅力あるようになってきていることがわかります。
またもっとみていくと
アメリカに対して黒字国は今まで日本が1番でしたが
最近では中国が日本を追い越して
対米で最大の黒字国となってきました。
アメリカとの貿易摩擦は日本から中国へと変わりつつあります。
中国が経済でもいかに伸びてきたかが読み取れます。
将来はアメリカと中国が
二大大国になる可能性もでてきていることさえ否定できません。
金融関係にしても
今後中国への進出が加速していくことが想定できます。
新聞を読むと経済全般の動向が情報としてわかります。

またインターネットでは
最近中国株関連情報は
中国株を取り扱っている証券会社
及び中国企業情報を配信している企業のホームページで
見ることができます。
中国の企業動向や決算発表などの記事を
検索することができ便利です。
出版本でも中国経済に関する書物、
中国の経済指標データを集めた物、
株式銘柄を載せた物などが多くでていますので
投資の参考になります。
銘柄研究には役にたちます。
またテレビでも中国経済に関して、
中国企業特集などを放送する番組等から情報を得られます。
これらの情報をいかに中国株式投資に生かしていくかが
投資家にとって大事です。

世界経済から見たお金の変動、
今後どこへ流れていこうとしているのか、
マクロの面から中国を見ていくことが投資では必要です。
また更に、中国株投資では投資する企業に関して知っていく、
ミクロから考えることも必要です。
この両輪から投資する中国株銘柄を見ていく必要があります。
例えば石油関連銘柄でしたら
海外から購入する石油価格が上昇した時には
メリットをうける企業とデメリットをうける企業が出てきます。
また今は中国の通貨元はほぼ固定されていますが
将来元が変動相場制に移行したときには
元の価値が上がったり下がったりしますので
為替変動で影響される業種、企業とされにくい業種、企業が
でてきます。
外需関連企業は品物を売って(または買って)決済しますから
影響を受けやすい業種に仲間に入ります。
為替変動に強い業種は内需関連企業でしょう。
このように中国株投資では
マクロとミクロ、両方から考えていく必要があります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年4月19日(月)

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