イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第249
夜明け前

近年では株価が大きく下がったのは
タイから始まったアジア通貨危機の時です。

1996年以降タイの株式市場が下がり
香港に波及したのは1997年の秋でしたが、
その後数年に渡り香港市場、
中国本土市場の株価はさえませんでした。
ですが今回の下げは何年も続くというよりは、
比較的短期に終わる可能性があります。
早ければ数ヶ月で
市場の株価指数は上がっていく可能性が大きいでしょう。

下がる、とすれば中国自体の問題ではなく、
米国、欧州の経済での減速が左右してくるでしょう。
今年年初のH株指数の株価上昇を見て
一部では中国株は機に上がってしまった、という意見があります。
ですがそれは当てはまっていないでしょう。

中国の成長を見ていくうえで
今は1日にたとえて見ますとまだ日が昇る夜明け前です。
夜が明ける時期は
中国の通貨、元がほぼ固定から変動相場制に移行するときです。
現時点ではやっと夜が明けて日の出が見えてきた段階です。
中国市場はこれから日の出を迎えていく時期です。

ですから日が出るまでは少し寒かったり不安になりますが
実際日の出の時点では
中国の成長がもっとハッキリわかってきますから、
世界の人は日の出の時期以降に
中国へ本格的に投資してくるでしょう。

ですが日の出前が一番暗く一瞬見えます。
日が昇り始まると日の光で
今まで見えていた背景が日の光で暗くなります。
ですが、太陽は確実に昇ってきています。

株式投資では特に国が発展していく段階で
利益を出していくことはそう難しいことではありません。
ただ、利益を上げていく為には
投資でのテクニックと、
投資に関しての考え方が大事になってきます。

株式市場の株価が上がったときには買い安心感が出てきますし、
株価も上がっているのですから利益が出て行く市場です。
ですが、株価が下がったときにはどうでしょうか。
株価がどこまで下がるかわからない時に
株を購入することは
普通の投資家にとっては損をする気持ちになります。
ですから普通は投資は控える投資家が多いことは事実ですが、
実はこのようなときに購入していくことで
投資では利益を出していける投資方法となります。
今まで購入したくても株価に割高感があった企業などは
安く買うことができますので特に投資妙味が出てきます。
ですからこのようなときにこそ
投資できるチャンスが膨れてくるのです。
株価が大きく下がることは
安く購入できるチャンスが大きくでてくることですから、
悲しい出来事、ではなく実は本当はうれしい出来事なのです。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年5月21日(金)

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