イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第341回
オーストラリア証券取引所

オーストラリア証券取引所は、
1987年に各州に6つの取引所が
オーストラリア証券取引所として統合されました。
1998年10月に取引所が会員組織から株式会社に移行しています。
1999年には株券をペーパーレス化に移し
証券取引のコスト低減や効率化を行い
決済制度の改革も行っています。
オーストラリアというと想像するのは資源株です。
この点では魅力がある市場ではあります。
また最近では通信、金融などサービス産業等で
資金調達の場としても魅力が出てきています。
世界はインターネット普及で
外界からの垣根が低くなってきています。

私自身オーストラリアにはノート型パソコンを持っていき、
ホテルでほとんど仕事をしてすごしていましたが
まったく何の問題もありません。

長期的にも発展していくことができる国です。
ではオーストラリア株式市場に投資を考えるかというと
話は違ってきます。
世界市場の中で
現在最も長期にわたり成長を続くていく国は中国でしょう。
ですから、中国という国が存在しないときには
対象国として検討できますが、
投資国としてみたときには中国株式市場にはかないません。

また、7月にインドに行ったときも感じたのは
将来は延びていく可能性が大きい国ではあるが、
現在投資が考えられる時期かどうかというとまだ早すぎます。
条件が整っていません。
ですから投資では将来伸びていける国だからといっても
投資できる国に変身するには時間がかかる場合があります。
それがインドです。
また投資国としてはオーストラリアも魅力があるが、
それ以上魅力のある国が中国株式市場です。
ですから中国の株式市場で利益が上がったなら、
利益を次ぎに投資できる国として成長、
または魅力がでてきたかどうかを
検討していけばいいことになります。
カナダやオーストラリアは国土の面積が広い割りに
人口が少ない国です。
また公園や町並みも広く旅情をかきたててくれます。
ですから永住や観光するには
もっとも適した国の中に入るでしょう。

ではそのような国に投資できるかどうかといったら
話は違ってきます。
まずは発展著しい国へ投資し、
利益が出たときには美しい町並みの国へいくほうが
お金の心配もしなくて済みますし、楽しめます。
現段階では中国株式投資で
使えるお金を貯めていくことが大切な時期です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年9月28日(火)

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