イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第345回
大手電力企業

原油価格上昇、石炭価格上昇で
業績に影響が出ている業種もあります。
石炭、石油を原材料とする電力企業の株価では
安値圏内になっている企業がほとんどです。
主な大手電力企業でも香港H株企業では
華能国際電力(コード:0902)、大唐国際発電 (コード:0991)、
華電国際電力 (コード:1071)、
上海B株企業の浙江東南発電(コード:900949 )、
シンセンB株の広東電力(コード:200539)などは
今年に入って株価では安値圏内の範囲で動いています。

では今後未来永劫に原油価格や石炭価格が上昇していくでしょうか。
経済に影響がでてきて物価指数が下がってきたときには
価格でも下がっていくでしょう。
また、投機資金が
これ以上高い値で取引をすることが不利をなったときには
売却してくるでしょうから、
原油先物では価格が下がっていくことが考えられます。
また、万が一
このまま価格でも上昇を続けた事を考えたとき
採算が取れなくなったとしても
電力企業は倒産していくでしょうか。
電力は経済の発展と共に伸びていく業種です。
ですから中国ではそのようなときには
政府が何らかの対応策を立ててくるでしょう。

また逆な立場を考えて見ます。
もし石油が安定した需給ができる体勢が
世界の産油国でできたとします。
そのときに原油価格が暴落して
石炭、石油関連企業の業績が大きく下がったときには
その業種はどのようなことになるのでしょうか。
当然利益の上では減少しますので株価では下がっていくでしょう。
だからといって
そのような業種が倒産していくことは考えられません。
なぜなら国が発展していく為には石油や石炭が必要だからです。
石油、石炭は中国が成長していく上で必要な業種です。
中国は1993年から石油に対しては純輸入国になっています。
現段階では40%程度を輸入していますが、
2015年には60%程度を輸入に頼るようになります。
中国の国民経済が発展を続けていく限りは原油需要の増加と
国が発展していく限りは石油、石炭企業も伸び
電力での需要も伸びていきます。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年10月4日(月)

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