イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第347回
投資資金

株式投資では株を購入する投資資金を作ることが先決です。
投資できるお金は多ければそれにこした事はありませんが
限度があります。
ですから限りある資金での投資となります。
第一世の中で
お金に余裕があって投資できる人には限りがあります。
またお金持ちには
お金持ちなりの投資分散でもやり方が違ってきます。
普通投資で100万円分を投資し、
投資が失敗して十分の一になったときには
10万円になりますので90万円が損になります。
ですが100億円を投資し、
失敗して十分の一になったときには10億円が残りますが、
90億円が損金になります。
ですから投資に対しても分散投資が大事になってきます。
ですが、下手をしたら十分の一になることだってあります。
この点では実は100万円の投資でも100億円の投資でも
大して変わりません。
ただ金額が大きいか小さいかだけです。

また逆に言いますと100億円投資しても
平気でいられるくらいの投資心理でいられれば
肝が据わった投資ができます。
中国株投資では
金額が少ないうちはさほど気にしないこともできますが、
一定の金額以上になってきますと投資でも慎重になります。
また、損を出したくないと強く思う気持ちが強くなったときには
それ以上の利益を追求するよりは
売却して現在ある利益を確保するようになります。
ですからそれ以上にはなかなか利益は膨らんでくれません。
100万円を長期投資で1億円に膨らませることができたとしても、
利益最優先で売却したとした時には
そこが利益での頂点になります。
1億円という金額でも100万円程度に感じることができれば
その後100倍の100億円にする事だって
無理ではないかもしれません。
100円と100億円は単位が違うだけで同じお金ですから、
100円を大事にしていくことは
実は100億円を大事にするのと中身は変わらないのです。

また100億円にすることができたとしても
そのために一生をかけて増やしたとしても、
その金額を使うことができなければ何の意味もなくなってきます。
ただ趣味で増やし続けていくのであれば別でしょうが。
増やす時期が長ければ
それだけ金額でも増えていきますので
使いでのある金額に膨らんでいきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年10月6日(水)

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