イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第388回
配当金と株価の関係

多くの配当金を手にしたときに
中国株の株価が大幅に下がっていたときには
株価が安い分だけ多くの株数を購入できます。
ですから配当金でのインカムゲインで投資を考えたときには
株価が上がっていることは悪い状況です。
決して喜ばしいことではありません。
ですから株価が上がってうれしいときは
株価が上がって売却するときだ、ということになります。

できれば配当金が入る2月から7月くらいの間は
株価でも大きく下がっていてくれたなら
一番いい状況が生まれます。
ですが、この時期に配当金を狙った資金が
香港市場や中国本土株の株価を押し上げていく場合が多いのです。
日本の投資家ではなく、
香港の投資家、または投資ファンド、中国本土の投資家が主です。
ですから株価でも上がる場合が多いのがこの時期です。
普通大きな出来事で株式市場の株価が変動しないときには
このような動きになることが多いのです。
優良企業や成長企業の株価は
黙っていても将来値上がりしていきます。

株価の安いうちに少しずつ現段階では購入していく時期ですが、
来年の株価の動きを見ていきますと、
本当に社保基金の参入があったときには
株式市場に大きなインパクトを与えますので
上がっていくでしょう。

また、投資に関しては
アメリカの投資家または投資資金での運用者
ウォーレン・バフェット氏、
「ビル&メリンダ・ゲイツ基金」、
ジムロジャース氏の
中国という国の発展段階を確かめながら投資していく、
という投資方法が考えられます。

ですが、私達個人投資家には
そう多くの資金があるわけではありません。
ですから考え方としてアメリカの投資家の見方を取り入れて、
投資資金に関しては
中国株を購入できる時機を見ながら
株価指数でも大きく上昇していない時期には購入できます。

株価を考えた時には
今年の株価指数でも
現在最高値を更新しているわけでもありません。
ましてや中国本土B株指数では
高値最新どころか安値近辺で推移しています。
指数で見た時には投資でも魅力がある市場なのです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年12月2日(木)

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