イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第427回
工場地帯

北人印刷の工場は2003年8月にも伺っている企業です。
2004年12月も訪れましたので
2回同社に訪れていることになります。
北人印刷の工場がある場所は北京市がインフラ整備を行い
中国の企業、海外の企業を誘致するために造られた工場地帯です。
2003年に訪れた時には
結構空き地、というよりは
まだインフラ整備途中の箇所が多かったのですが、
今回行って驚いたのがインフラ整備も終わり
企業の工場が多くたっていたことでした。
まだ多くの企業誘致を前提にしていますので
まだ空き地は多く残っています。
ですが、1前と比べると雲泥の差がありました。
1年前を知っているだけに私にとっては目を見張る出来事です。
思った以上に中国への企業進出のテンポが早そうです。
今後も発展していくスピードが
このような事柄からも見えてきます。
中国株投資を考える時には
日本で考えているようなことと同時に
現実から見えてくるものを交えて判断する必要があります。

また、北京市は日本の四国と同じ面積を持った都市です。
景色が良いときには遠くには山が見えますが、
広大な平野でもあります。
そのような大きさの土地があり
発展していく余地が現在無限にあるのが北京市でもあります。
北京市には数多くの上場企業の本社があります。

北京は政治の場所。
上海は経済の場所。
というような目で今までは見てきたのが一般的でしたが、
上場企業を見ていく時には上海、北京両方を見ていかないと
正確な投資判断ができなくなってきます。

また、日本の投資家が中国という国の企業を見たときには
企業成長だけではなく、
このような広大な土地で起業していることを踏まえて
見ていく必要があります。
その上で人口が13億人いる国が
今後どのように成長していくかを見守りながら
投資をしていくことも大事です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年1月25日(火)

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