イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第502回
投資期間と経済発展

若いときから株式投資をしていった場合には
若さを生かした得点があります。
それは長期にわたって投資をしていく時間(年月)があることです。
25歳から投資を始めたなら50歳までは25年間あります。
60歳まででしたら35年間投資ができます。
中国経済は今後20年間30年間と経済が発展していくでしょう。
その間は投資ができる期間です。

単純に投資した企業に100万円投資したとして
年間10%成長で20年間投資し続けたとしたなら
672万円に膨らんでいます。
30年間でしたら1774万4939円まで膨らんでいます。
年間20%成長できる企業に20年間投資したなら
3833万円に膨らんでいます。
もし30年間でしたら2億3737万円になります。
この時点ではアルバイトでためた投資資金で100万円を投資した人で
30年間投資した人はこのような数字になります。
長期投資でしたら年間20%成長できる企業に投資したなら
100万円投資でも30年後には資産ができるのです。
長期にわたって20%成長できる企業に投資したなら
もう将来の資産ができますので
100万円投資でも長期では
もう老後の心配がしないで済むくらいのお金ができるのです。
ですが今後中国経済が30年以上発展していくのが最低の条件です。
ですが今後発展していくのは何も中国市場だけではありません。

もしも中国経済が発展し終わったとしても、
今度はほかの国が成長していくことが考えられます。
代表的なBRICs
(中国を含む、ブラジル、ロシア、インド、)などを含む
ほかの国が発展していく可能性も大きいでしょう。
また世界の中で安定した成長が始まれば
各国の中でも成長ができる可能性が大きくなってきます。
なにもBRICsにこだわることはありません。
経済が成長していける国に対して投資を考えていけばいいことです。

世界の流れは一定ではないのです。
特に長期的に資源のある国として考えるのであれば
オーストラリア、カナダも投資国として
今後も考えることができるのです。
1+1=2、ではありません。
その状況によって現実を見ていきながら
投資も変化していくことは普通のことです。
既成概念だけで投資判断していくことは危険です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年5月10日(火)

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