イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第501回
働きがいとは

仕事でも自分がやりたい仕事に就けたなら一番いいでしょうが、
なかなかそうはいきません。
また、自分がやりたい仕事についたとしても
期待はずれだったりする場合が多いものです。
普通は安定して収入につながれば
我慢してでも勤める人が多いでしょう。
どうしても納得しないで退社し
次の仕事を求めて離職する人も多いでしょう。
ですが自分がやりたい仕事には
なかなかつくことができないのが現実でしょう。
だからといって自分を押し殺して
一生やりたくない仕事を行っていくのもひとつの地獄です。
またうまく自分のやりたい仕事に転職できたとしても
そこが一生安泰できる仕事場になるとは限りません。
時代の流れに合っていない職業だったときには
いずれ世間に必要なくなりますから倒産していくでしょう。
また、我慢して働いていた職場でも
時代の流れに必要な職業でしたらその後伸びていくでしょうから
収入でも思った以上に入ってくるようになり
仕事でもやり甲斐が出てくるかもしれません。

若い時には使うお金は欲しいがなかなか手に入らない、
仕事でも実は最後まで勤めてみないと結論は出ない場合もあります。
また、転職してうまくいく場合もあります。
本人の実力と運が左右します。
これは仕事に関する本人の意欲と
市場経済で生き残っていける企業に就職できたかどうかが
左右してきました。
では個人の仕事と株式投資での関係での接点はあるのでしょうか。
就職した先が経済でも必要と認められて将来性のある企業であれば
就職した本人は管理職として登用される可能性も大きいでしょう。
ですが関連はここまでです。

個人と投資の関係はここでは関係がなくなります。
最初に就職した企業、また転職した企業で
賃金が上がって生活が豊かになったとしても
それは仕事に関しての見返りです。
株式投資で利益を出したわけではありません。
そのようなお金と株式投資での利益では実は全く接点がありません。
働き甲斐を求めて仕事をした結果
利益が出たその見返りとしての賃金は
その時点での本人の収益です。
この時点から投資を始めることができたときに
初めて投資に関してゼロからの出発になります。
この点ではアルバイトでためたお金で投資を始めた人と
ある程度お金ができて投資を始めた人での違いはありません。
唯一あるとすれば投資できる金額が多いか少ないかです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年5月9日(月)

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