イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第504回
改革

中国政府は労働節の連休前に発表することで
投資家心理が冷え込まないように
クッション代わりに使ってきましたが、
一般投資家は非流通株が市場に出回ることで株数が多くなり
需給懸念がでてくるのではないかという事で
様子見ムードが出てきて指数では大きく下がったわけです。

一般投資家が考えている問題は
市場に株数が増えて株価が下がっていくのではないか、
という不安心理です。
中国政府としては非流通株を市中に放出した場合は
既流通株主に一定の補償を行う、という意見もでていますが
まだ具体案は出されていません。
流通株の量的拡大が行なわれればその受け皿が必要です。

まだハッキリとしたことはわかりませんが、
保険や証券会社の投資資金が入ってきて
受け皿になることは考えられますが、
まだ具体的な話は出てきていません。

最終的には中国政府は国有株の非流通株を流通させて
全流通(一部を除く)に向け作業を行なっていく一環として
4社を選んでいます。
中国政府は一般投資家の権益保護を守りながらも
非流通株の国有資産の管理体制改革を行う為にも重要なこととして
改革を行っていくとしています。

ですが、中国株式市場にとっては
非流通株を市中に放出していくのは
やらなければならない改革です。
いつまでも親方日の丸のような体制から
経済市場主義で企業は経営をしていかなければ発展はないからです。
また、市場関係者の中では「非流通株問題」を解決していくことで
相場はしばらく調整局面が続くかも知れないが、
問題を温存しておくより改革を進めていくほうがいいという
市場関係者も多くいます。
長期的に見れば悪いことではありません。
ですが、株式市場に投資している投資家にとっては不安材料です。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年5月12日(木)

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