イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第558回
日本人から見た中国

中国の経済はうねりを伴なって発展してきました。
今では中国を見る目が
ひとつの国として認識するようになってきましたが、
ひと昔前は中国を見る目は違っていました。

私が中国株式市場で投資を始めたのが1994年のときでした。
十年ひと昔といいますから
ひと昔前のことになりますが、
日本が中国の経済を見る目はきついものがありました。
1976年に中国で最高実力者の毛沢東が逝去したあと、
時を経てトウ小平氏が最高実力者となった後
中国の近代化を図るために
改革開放政策を打ち出し中国は高度経済成長を始めました。

私が1994年に中国株投資を始めたときは
まだ中国の経済も伸びてはきていましたが
発展していくためには多くの問題が山積していたために
中国を見る日本は発展していけるかどうかでも
意見が大きく分かれていました。
中国が今後も発展していくという見方が少なかったのが
そのころの経済関係者の中では主流でした。

ここに日本人が中国を見て判断する基本が
隠れているような気がします。
日本はバブルがはじけたとはいえ先進国を果たしている国です。
日本人は中国の経済発展を見て判断するのではなく
中国と日本を比べ
テレビで見てわかるような中国人の生活レベルや
未整備なインフラ設備、不親切な中国人の態度や
政治主導でしか動かない経済活動を見て
これは投資には向かない国である
というふうに判断したのが一般的な考え方でした。
この中では当たっている面と違っている面があります。

私が1994年に中国株投資し始めたときは
インフラや中国人の生活では
日本と違って桁違いにいい状況とはいえませんでした。
ですがそれは当たり前のことです。
だから中国は発展途上国であったわけです。(今もですが)
それを見て日本人は
だから中国はダメだというような印象だけが大きく、
これに合わせて一党独裁形態の中国共産党主義は
経済が発展していけば
その後中国自体が崩壊していくのではないかという
懸念がでていました。
中国の株式市場自体も
まだ世界では話題になっていなかったうえに
このような懸念が出てきたら
当然中国の株式市場には投資を考えるような投資家は
少なかった時期です。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
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2005年7月27日(水)

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