中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第690回
A/B倍率

A・B株統合相場でA/B倍率が離れていても
比較的に業績でもいい企業には投資を検討できますので
そのような企業を探し出していくことです。
まず深センB株、上海B株市場には
両方合わせて110社足らずの企業が上場しています。
B株企業の中にはA株式市場に未上場の企業があります。
また赤字企業もあります。
A/B倍率でも
優良企業では株価差が1倍以下の企業も多くあります。
まずはそのような企業を除いて
投資ができそうな企業は20社程度です。
その中から増収増益企業、または業績が回復している企業で
A/B倍率でも2倍前後以上の企業を見ていきますと
6社程度となります。

本来はA・B株統合の話が出てくる前の段階で、
株価でもまだ安いうちに
B株企業に投資しできれば良かったのですが
その時期は誰にもわかりません。
ですのでこのような発表が出たときには
A・B株統合相場に投資するのでしたら
情報が出た時点ですぐに購入していくことが前提です。
その後の株価の上昇で値上がり率を狙えます。
ですが18日に
A/B株を年内に統合させる計画があるとの情報が出た時点で
B株株価は急騰しましたが
この時点で
はたして今後A・B株統合相場に投資していいものかどうかの
迷いがまだありました。
また株価指数でも上海B株株価指数は
1月4日には62.927ポイントだったものが
1月18日には77.617ポイントまで上昇しており
株価の安かったボロ株は
株価のうえでもかなり上昇してきていました。
ですのでここから追いかけて投資ができるものかどうか
思案にくれました。
私自身今回のA・B株統合相場で投資ができるかどうかを考えながら
ベッドに入り寝たときのことです。

この日にある夢を見ました。
夢の中での内容は昔話にでてくるような村ででの出来事です。
そこでは雪が降っていました。
その村の中でもある一軒の非常に貧しい家を夢の中で見ていました。
その家では子供が数人いるのですが
一番下の子供は障害があり
少しからだが動かせるくらいの状態です。
この家では食べるものがなく、もうこの数日間何も食べていません。
このままでは餓死するのも時間の問題のような状態でした。
こんな家計の状況の中である事件が起きました。
体の不自由な子供も含め
子供同士が外で遊んでいるときに
体の不自由な子供が井戸に落ちました。
雪が多いことと井戸の直径が小さいことで助けることは不可能です。
多分この子供は助からないでしょう。
また春になって雪が解けないと
井戸から遺体を引き上げることはできません。
両親は非常に悲しみました。
ですが村ではこのことであるうわさが流れました。
村の人はその親が自分達で食べる分を増やし生き残るために
体の不自由な子供を井戸に突き落としたのではないか
といううわさです。
親はそれを聞きまた悲しみました。

この夢の中で
私自身もうひとつの考え方があるのではないかと考えていました。
それはこの子供は体が不自由とはいえ
少しでしたら体を動かすことができます。
もうひとつの考え方として
家にいても何もできないとわかっているこの子供が
家庭の貧しさを知って口減らしのために
自分自身から不自由な体を引きずって井戸までいき
自分から身を投げたという可能性です。
そうすることで家族が食べる分量が少しでも増えれば
餓死しなくてすむ可能性が出てきます。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年1月26日(木)

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