中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第700回
的を絞る

まずは目的があったなら
そのために全集中していく事も大切です。
中国株を購入するお金を作っていくために集中するのでしたら
そこにすべてを合わせて貯める努力が必要です。
1円を大切にしていきながら
その1円の価値を高めていくということをやっていかないと
先に進めません。
1円を大切にしない人は
結局的には1円を貯める事さえできなくて
マイナス1円になります。

そう考えると今もっている
カードローンでお金が使えるようなカードは
暫くは切って捨てるくらいでちょうどいいでしょう。
カードでお金を先払いで支払うということは
その先お金が入ってくるという前提のもとで
買い物をしていることです。
ですがその内容は先払いとはいえ
借金で買い物をしていくのと同じです。
それは先々お金が入ってくるという前提の元手の買い物です。
残念ですが人生先のことはわからないのが当たり前です。
ですので中国株投資の資金を作っていこうとしたなら
まずはそのようなカードをすべて凍結して
投資できるお金を作っていくくらいの気構えでやって
ちょうどいいでしょう。

ですが家のローンや必要なものを購入したならば
いまの家庭で必要なものです。
また生きていくうえでも重要ですから
そのお金の使い方は間違っているとはいえません。
ですがそのほかで
収入に対して出て行く分野のお金を減らしていくことができます。

例えば食費に関しても減らすことはできます。
ですが減らすだけでは能がありません。
少ない食費でいかに美味しい物が作るかどうかを工夫したなら
それだけでまた次の目標ができます。
お金がなくとも楽しい食卓ができるようになったなら
それだけで家庭の食卓が満足できます。
これはお金では買えません。

その後お金ができたときには
昔貧乏だった時の食卓を振り返り
今の現実と過去を比較して楽しめます。
何もかもいつも高い食べ物を食べていたから
幸せだったということとは違うのです。
昔お金がなかった時と今の現実を比べて
ここまできたのかというハンディを見比べて
その途中でいかにそうなったかを
現実の生活で実感できるほうが、幸せに感じることができます。
下から上に生活水準が上がっていけば
生活の中でも上昇志向になっていきますので
楽しい人生が過ごせます。

逆に資産はあったとも
それが無くなったなら
昔お金が自由に使えたときの過去の栄光を思い出しながら
時を過ごすようになります。
精神的にも悲惨です。
過去の栄光を語るより
いま現実に何が起こっているか、
それに対してどのように対応していくかによって
将来の収益率が決まってきます。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年2月9日(木)

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