中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第778回
損をしたくない気持ち

株式市場が大きく下がったり上がったりするには
何らかの原因があります。
今回は投機資金がエマージング・マーケットから引き上げている為
下げています。

投資している国の企業が成長していなかったら
株価でも下げて当然です。
ですが、投資している国の企業が成長していたなら
株価が下がればそれだけ安く購入できる機会です。
このようなときにこそ株に投資していく時期です。

ですが、株価が下がっているときにはまだ下がるのではないか、
という不安から投資をさけるのが一般の投資家心理です。

株式投資では
買いたいときに株価が下げってくれていれば一番いいのですが、
逆に売りたい時に株価が下がっているとイライラするものです。

ですが、そんなときは市場の波に逆らわないで
投資の仕方、考え方を切り替えていく必要があります。
売りたい時に株価が下がっていたなら、
売ることを考えるのではなく、
逆にいかに安く買えるのであろうかと、
発想を転換して投資をしていく必要があります。

いつまでも永遠に株価は下がっていくわけではなく
下がりきったら上昇していきます。

株式投資ではなかなか自分の思い通りになることはありません。
ですので、市場に合わせた投資の仕方で
対処していく必要があります。

中国株式投資を行っていくうえでも
株を購入するのは投資家自身です。
つまり、投資家自身の心構えひとつです。

投資する企業が今後も成長できるかどうか冷静に判断して、
株価が安かったら購入するという単純な行動で挑むべきです。

とかく、投資に対して複雑に物事を考えがちですが、
それは自分の心の中に損をしたくない、
という気持ちが大きい時に起こり得ます。

今回の下げがどこまで続くかを考えますと、
短期に終わる可能性が大きいでしょう。

また、中国企業の株を購入するにしても
1回で全額分を使うのではなく、
資金があったなら少しずつ何回かに分けて
分散投資をしていくことを心がけていくべきでしょう。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年5月30日(火)

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