中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第803回
広州からマカオへの移動日から

6月9日、広州の朝は雨が降っており、
午前中は広州からマカオに移動日です。
途中で大雨になり近辺の省では洪水になったところもありました。

雨が降ってこそ植物は育つことができ、
その恩恵を受けることができます。
もし雨が降らないで晴れた日だけになったなら
人が生きていくうえでの水もなくなっていくということです。
地球が晴ればかりになったなら砂漠化して
人類は滅びてしまいますので
雨が降ったなら「恵みの雨」とみられます。

株式市場でいえば、株価が下げてるときが「静」の時期で
株価が上昇しているときが「動」の時期と見ることもできます。
両方あって当たり前なのが株式市場です。
中国の発展に対しても静の部分と動の部分があります。

中国は経済発展していく上で石油は欠かせませんので
各国から如何に石油を自国に供給できるような体制を作っていくかが
まずは先決問題です。
ですので、
石油関連銘柄は「動」の時期で株価も上がってきています。

一方、石油価格が上昇することで影響を受けるのが
石油を原材料として必要としている電力、航空関連企業です。
売り上げが伸びても利益が伸びていかない状況が続いています。
株価では「静」の時期で値上がりしていかない業種もあります。

では「静」の業種が
このままずうっと業績が伸びていかないかといえば
そうはならないでしょう。
経済が発展していくには電力、航空企業も成長できなければ
安定した中国経済の発展が見込めません。
ですので、いま株価でも下げている業種でも
いつか上げていく状況が生まれてくるでしょう。
いつ株価でも上げていく様になるかについては、
需要と供給でもバランスが取れるようになったなら
そうなっていくでしょう。
経済は循環していきながら成長していきます。

<次回に続く>

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年7月4日(火)

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