中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1036回
投機マネーは巡回する

投機マネーは現在株式市場や債券市場から、
原油、金、穀物などの商品先物市場に流入しています。
それらは投機であり、
その証券や通貨の価値よりも値動きに目をつけて
短期的に利ざやを稼ごうとします。
またこの中には為替を使った取引のFXもはいります。

これらの商品に共通しているのは
ゼロサム‐ゲームの商品だということです。
ゼロサム‐ゲームは参加者全員の得点の合計が
常にゼロである得点方式のゲームで、
一方が得点すると他方が失点するため、
全部の持ち点の和が必ずゼロになるというものです。
ここでは勝ち続けていかなくてはいけません。

例えば最近価格が高騰している原油先物相場では
実需とは関係なく投機資金が原油価格を押し上げています。
もし、投機マネーが市場に入ってこなくて
経済のことを優先的に考えて産油国と消費国で話し合えば
こんなに原油価格が高騰しなくてすんだかもしれません。
ですが、実際は実需の価値よりも
値動きに目をつけた投機マネーがはいってきて
価格は変動しています。
原油価格上昇に対しても投機マネーを運用するファンドには、
個人の投資家から資金を集めたものも多く入ってきていますので、
その片棒を担いでいることになりますが。

大型投資家や投機マネーの目的は
株式や債券市場、原油、金、穀物などの商品先物に資金を投資し、
利益をあげることです。
そしてその利益は投資家にも還元されます。
そうでなければ投資家から集めた資金は入ってきません。
利益をあげるためには原油価格高騰で
世界の経済のバランスが少しおかしくなっていったとしたも
上げ下げしながら右肩上がりで上げていくでしょう。

上がっていくことによって
利益を膨らませていけるのが投機マネーです。
ですが、これはゼロサム‐ゲームです。
上がっていくときはみんな利益が出ていますが、
下がったときはいち早く投機マネーを引き上げたファンドや
金融機関は損を免れますが
逃げそこなった投機マネー運用者は大きな損を出したり、
また倒産するところが出てきます。

これは形は多少違っていても
「サブプライムローン」で損を出した
金融機関や投機マネーと似ています。

つまり、行きつくところまで行かないと終わりにならないでしょう。
トランプでババを引かないように最後までゲームを行います。

では、株式投資はどうでしょう。
株価の上げ下げだけを短期で行うならば
ゼロサム‐ゲームと同じです。

ですが、長期で企業の成長とともに利益を得る投資でしたら
ゼロサム‐ゲームではありません。
例えば投資した企業の資本金が1億円だったとしても
成長して資本金が1000億円になったなら
企業は1000倍成長したということですから
投資した投資家は1000倍までいかなくとも、
株価の値上がり、配当金で大きな利益を手にすることができます。
ここでは誰も損をすることはありません。

ですが、投機マネーは短期で利益をあげて
投資家に利益を還元しなければいけませんから、
利益がすぐに出せるような商品に投資します。
利益が出せればどんな商品でもいいのです。
いまは商品先物に資金が投資されています。
ですが、商品先物出利益が出せなくなったなら
いずれ株式市場に戻ってきます。
投機マネーは利益が出せる商品なら回りまわって戻ってきます。

それまでは中国株をなるべく多く購入しておくことです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年6月20日(金)

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