中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1096回
膨らませていく

本当に世界の投資家は株式市場から遠ざかっています。
日本の株式市場では個人投資家が昨年後半から買ってきていますが。
本格的に購入してくるのは、世界経済が安定してからでしょう。
では安定した時期からの投資と、
不安定な今からの投資では
どちらが利益を上げていくことができるでしょうか。

例えば深センB株市場上場の万科企業の最近の安値は
2008年10月28日の4.090香港ドルでした。
最近は6香港ドル前後になっていますので
10月28日の安値より50%前後上昇しています。
また中国ガスの最近の安値は
2008年10月28日の0.47香港ドルでしたが、
最近は1香港ドルを超えてきていますので、
株価は安値の2倍以上になっています。

世界経済が安定して万科企業の株価が20香港ドルになってから
50%以上上昇するには30香港ドルにならなければいけません。
また、6香港ドルから20香港ドルになっていれば
この時点で3倍以上上昇しています。
中国ガスが2香港ドルになっていれば
4香港ドルになって2倍です。
その間に1香港ドルから2香港ドルに上がっていたなら
この時点で2倍になっています。
目標の2倍になった後、
さらに2倍にしていくのが世界経済が安定してからの投資です。

本来1香港ドルで買えるものを2香港ドル出して買うのと
今投資して買うのとどちらがいいか、
いま買うほうがいいに決まっていますが、
一般の投資家の中では買う人が少ないでしょう。
なぜかといえばこれから世界経済がどうなっていくかわからない、
ひょっとしたら株価も
ここから十分の一まで下がっていくかもしれないので
冒険はできないと思うでしょう。
100万円投資して10万円に減ったらと考えたら躊躇しますので
投資はできません。

もしここから中国株がしばらくは低迷したとしても、
上がっていくと思うのであれば
いま1香港ドルで株を購入しておけば
4香港ドルになったら4倍にすることができます。
このような投資ができるかどうか、
2009年前半に購入しておけば4倍にしていくことも考えられます。
2009年にいかに投資していくかで
その後の利益がどこまで膨らんでいくかどうか
決まってくるかもしれません。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年1月19日(月)

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