中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1121回
投資の鉄則

万科企業の本社には
いずみ企画で主催した「中国企業視察ツアー」ほかの機会で
何回か縁があったためか2001年以降伺っていました。
そのときは日本と中国では
マンション購入後にしても
中国では内装は自分たちの手でやるというように
日本とはシステムが違っていたりしますが、
持ち家を欲しいというのは
日本人も中国人も違わないなあというのはわかりました。
早速万科企業を伺った後、投資を考えることができるとして、
万科企業の株は購入していました。
万科企業の収益はその後伸び、株式配当でも何回か出しています。

例えば2002年本決算で10割の株式配当、
2003年本決算で5割無償の株式配当、
2006年本決算で5割の株式配当、
2007年本決算で6割無償の株式配当を出しています。
2001年に1000株購入していれば7200株となって、
株数でも7.2倍に増えていました。
私自身この株式配当を受け取っていましたので
株数ではそこそこ増えています。
それなのになぜ2008年11月18日に
万科企業の株を買い増ししたかといえば
万科企業の株価に割安感がでてきていたからです。
割安感がでてきたなら購入を検討するのが投資では鉄則です。

最近私自身が感じていることは、
そろそろ中国株投資に対して疲れてきたということです。
この感じ方は1999年頃私が中国株に投資していた時期と似ています。
1999年に中国株が底値をつけてその後上がっていく時期とです。
2009年に入ってなぜ疲れてきているかといえば
株価でも安く買えなくなってきているからです。
万科企業の株価は11月18日に5香港ドルでしたが
いまは8香港ドル前後です。
万科企業の株だっていま買おうとすれば
2008年11月18日のときより6割高い金額を出さないと買えません。

前に100円で買えたものが
いま160円出さないと買えないのですから
どうしても買いづらくなります。
この「買いづらくなった」ところに疲れを感じるのです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年4月17日(金)

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