中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1132回
売る企業、売らない企業

中国燃気の2008年3月本決算では
売上高が前年比で106.4%増となったものの
金融資産評価損を1億6700万香港ドルの計上したために
純利益が40.3%減と減益になっていました。
2009年本決算では金融資産評価損はありませんので
収益では2008年本決算に対して大きく伸び、
純利益では3倍以上に伸びる予想です。
2009年末の株価でも3香港ドル前後になっていても
おかしくないのではないかと思います。

ただし株式市場では
思惑と大きく違うようになることがしょっちゅうですから、
このような可能性があるという程度で見てもらったほうが
間違いありません。

予想と大きく違っていくのが株価予想ですから。
2009年末に再度どうなったかは
この「中国株で財産をつくろう」で見ていってもいいと思います。

ただ、私自身がこの2銘柄への投資の仕方として考えているのは、
アリババ、中国燃気の購入株は
4〜5年は売ることは考えていないということです。

長期的に成長していく企業の株を売却する必要がないからです。
もし、売却を考えるとすれば
両企業より成長が高い企業が出てきたときに売って
その企業に乗り換えることを考えた時でしょう。
また、そのお金を使いたいときは売っていくでしょうが。

また、第1122回の記事で
4銘柄を追加購入していたうちの2銘柄を書きましたが、
ほかの2銘柄は不動産企業でした。

その中の1銘柄は
2008年本決算での配当利回りでは
購入株価の10%以上にもなりました。
株価が大きく下がっていたのですから
利回りでも二桁になっても不思議でも何でもありません。
ただ、この2銘柄に関しては2009年末、
または2010年に入って株価が大きく上がった場合は
購入株数の全株、または一部を売却して利益を出す予定です。

長期で売却しないもの、
1〜2年で売却するものと分けて購入していました。

売却したならそのお金はどう使っていくかといえば
投資魅力がある企業に投資するか、使っていくかは確定しませんが、
利益の一部は使う可能性が大きいと思っています。
お金は貯めるだけではダメで
使ってはじめてお金は生きてくるのですから。
(利益がでたらの話ですが)



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年5月25日(月)

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